いつの時代も恋愛において問題視されている浮気と浮気。
浮気した方はその後をフォローすればいいと軽く考える傾向にある一方で、浮気された方は一生引きずってしまいますよね。
人によっては、罰せられてしまえばいいのに……と思う人もいそうです。
実際に、時代によっては重罰扱いだったみたいですね。
そこで、今回は浮気と不倫の歴史をご紹介いたします。
【1】男性の方が多い浮気
女性は「寂しい」と感じたときに浮気や不倫をしてしまう人が多いですよね。
一方で、男性は本能からしてしまう傾向にあります。
多くの遺伝子を残すための戦略であり、そのために浮気脳の男性も一定数いると言われているのです。
この浮気が人を進化させてきたという「浮気人類進化論」も存在するほどです。
そこで、浮気と不倫の歴史を辿って行くことにしましょう。
【2】浮気人類進化論ってなに?
この論は、動物行動学研究家の竹内久美子氏が提唱しているものです。
彼女は、知能の発達が戦いだけであるならば、女性の知能発達しなかったはずだという考えに基づいています。
このことについて、狩猟時代に遡って考えていきましょう。
(1)本能で子孫を残す男性
男性は本能的に多くの子孫を残そうとすることが言われています。
女性の子を成せる数は決まっているので、それならば多くの女性を妊娠させた方が効率的ですよね。
そのため、男性は狩猟時代に、狩りの間により多くの自分の子孫を残すために、浮気や不倫を試みたと考えられています。
(2)対策を練る女性
一方、女性は男性に守られていないと子育てがままなりません。
そのため、確実に安全な環境を提供してくれる男性を求めていました。
それに必要となるのは、夫に不倫させないための監視能力です。
そこで、女性たちは夫の不倫を防ぐのと、悪い男に引っかかってしまうことを防ぐために、女性同士で情報交換を行うようになりました。
おしゃべり好きな女性が多いのも、こうした背景が関わっていそうですよね。
(3)浮気や不倫を見抜くための察する能力
また、男性の浮気を見抜く力を身につけるために、女性が察する能力を養ったとも考えられています。
浮気や不倫を見抜くには、男性の行動変化や表情を読み取る必要がありますよね。
そのため、女性は勘が鋭く、人の気持ちを察することが得意になったと言われているのです。
一方で男性はこうしたことに鈍いので、自分が察することができるからといって「察してよ」というのは酷かもしれませんね。
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