ネットでも恋バナをしたい!
みんなの恋愛事情に迫る本企画。
今回は、『Yahoo!チャット』で図らずも恋愛をしていくことになったWさん(29歳・女性)が、当時の恋愛について振り返りました。
【1】『Yahoo!チャット』から恋愛に発展!
SNS恋愛が普及してきたとはいえ、チャットから恋愛に発展するのは珍しいですよね。
当時の状況から掘り起こしていただきました……
「当時の私は男性と付き合いたいという気持ちは無く、ただ同性の友達が欲しいと思っていました。その時は『Yahoo!チャット』が無料を利用する事が出来て、チャット部屋と言われるものが沢山ありました。“出会い部屋”“千葉県限定”“さみしい人あつまれ”というように各々に目的をもった部屋名が100部屋ぐらいありました。私はさみしかったので“さみしい人集まれ”という部屋に入りました。
部屋入ったら驚く事ばかりでした、Yahooチャットにはボイス機能がありまして、ラジオのDJみたいに話す事が出来たんです。部屋に入ると私のニックネームを呼ばれて“ヒマワリさん(仮名)今晩は部屋に来てくれてありがとう”と話しかけられました。それによく見るとニックネームの横にテレビマークがあります。それをクリックするとWebカメラを使っている人は顔を見る事が出来ます。 部屋にいる人はすごく優しくて、そのカメラの見方や私に話を振ってくれました。普段の生活では誰も私の事を気に掛ける事も無いのに、みんなが優しくて居心地が良かったです」
カメラ機能がついているんですね。
かなり対人であることを意識することができそうです。
【2】 ボイスの人と恋仲に…
居心地がよく、このさみしい人たちが集まる部屋が好きになったというWさん。
毎日、あしげくアクセスするようになり、徐々に部屋の人たちと打ち解けていきました。
「数日経った時にはボイスを回してもらったり、カメラを出したりしてました。その時は気が付かなかったのですが、その部屋を開いている管理人さんのカカロットさん(仮名)が好きになっていました。カカロットさんがボイスしていると、食事中でも何していてもパソコンの前に座って声を聴いていました。私が常連になって毎日のように部屋に入っていると、メインの部屋とは別に個人メッセで、連絡先交換しませんかというメッセージが送られて来ました。
もちろん私は興味が無かったので相手にはしませんでした。でも、そのときに、このように個別で話しかける事も出来るんだという事を知りました。毎日部屋入って、彼の声を聴いていると次第に恋心は大きくなるばかりでした。でも、勇気が無く自分から話す事が出来ないという、何とも言えない葛藤に悩まされていました。ある時また私のメッセに誰かから送られて来ました。 その相手はカカロットさんからでした。私は思わずにやけてしまいました。内容は“いつも部屋来てくれてありがとう、もしかして部屋に好きな人がいたりするのかな”という内容でした。
適当にごまかそうとしたのですが、これがチャンスだと思って、“実はカカロットさんが好きです”と返事しました。これで部屋に居づらくなったとしても自分の気持ちを伝えれたので満足と思っていました。 そしたら“俺も、初めて部屋でヒマワリさんを見た時から好きでした。他に好きな男性がいたら嫌だったので思い切って聞いてみたんだ”と言ってくれました。そうです、彼も私と同じで好きなのに言えなかったんです。何よりも私と同じ気持ちで合った事が嬉しかったです」
対面だからこそ、一目惚れもあり得たのでしょうね。
両思いってすごいですね!
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