彼はバイセクシャル…嫉妬すべき対象に悩んでしまう彼女の葛藤

セクマイをカミングアウトするかしないか

男性、女性どちらも恋愛対象とするバイセクシャルと付き合うと、どうしても嫉妬の範囲が広すぎて戸惑ってしまいます。

嫉妬しない方が良いとわかっていても、なかなか嫉妬しないようにするのは難しいですよね……。

私の葛藤をあえて見つめ直してみようと思います。

 

【1】嫉妬の範囲が広すぎ…

私が付き合っている彼氏が、バイセクシャルだとカミングアウトされたのはだいぶ後です。

彼の写真を何気なく見ていたら、とても仲良さそうな男友達が。「誰この子?恋人みたい」なんて冗談めかしたら、慌てた彼がカミングアウトしたのです。

以前付き合っていた相手を目の当たりにしてしまったショック、女性だけを警戒していれば良いわけではない焦りなど、様々な思いが駆け巡りました。

申し訳ないけれど、彼がバイセクシャルであることそのものや、カミングアウトされた事実については、それどころではなくて、あまり深く考えられませんでしたね。

 

【2】突然のバイ発覚…嫉妬の対象に悩んだ

それからというもの、私はもともと嫉妬しやすいタイプだったこともあり、嫉妬の対象にばかり悩んでしまいました。

あまりに急なバイセクシャルの発覚に、心の準備ができなかったのだと思います。当時の葛藤をまとめてみました。

(1)誰といてもモヤモヤ

彼が男性とも付き合えると知ってからは、女性に対して抱いていたモヤモヤした感情が、男性にも向けられるようになりました。

「友達と遊びに行く」と言われただけでも、心臓がドキリと跳ね上がります。

彼が誰といても受け入れられないし、いつ何が起こるかと気を張りっぱなし。できれば、誰とも合わないでほしいと思ってしまいました。

(2)束縛が激しくなってしまう

どうしても、不安から彼の行動をチェックしてしまいがちになりました。

以前は、女の子と二人きりで飲み会をしなければいいや……くらいに思っていたのですが、男子もチェックしないといけないとなると、「少人数で遊びに行かないで欲しい」とお願いしたりと、束縛が激しくなってしまいます。

彼もそれに対して窮屈さを感じていたようですが、いつ何が起こるかわからない状況で、男友達といえど、許容することができなかったのです……。

それで喧嘩にもなってしまいました。彼を信用していても、どういう事故が起こるかわからないから、私は不安だったんです。

(3)でもやっぱり異性の方がより警戒する

と言っても、やはり女の子の方が私の意識としては警戒の対象でしたね。

なんとなく、私の中で彼と付き合っているのが女の子のイメージしか持てなかったことや、男同士で付き合うことの難しさを察していたからかもしれません。

男子ももちろん動向や接し方は気になったのですが、女性に対してはものすごい嫉妬を抱きました。

 

【3】まとめ

バイセクシャルとの恋愛って、安心することが難しいですね。

彼のマイノリティなのだから、私ももっと大人になって、受け入れられたら良いのですが……。

(Shano編集部)

 

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