海辺を歩いていたら見つけた美しい貝殻を大切にするのがストレートの方々のパートナー探しならば、 LGBTの方々のパートナー探しは差し詰め、視界の悪い海中での狩りさながらではないでしょうか。
「彼氏が欲しい」「彼女が欲しい」生きていたら周囲から幾度と聞くフレーズでしょう。 でもそれって、LGBTの方々にもそう思う人々はいるわけで…。今回の記事は、そんなお話になります。
【1】理想のパートナーや理解者に会えなすぎ
ご存知の通り、LGBTは世間に於いては少数派。理想のパートナーや理解者に巡り逢うのは至難の事ですよね。
かくいう私も、セクシュアルマイノリティを自覚してから今まで想いを寄せる人は現れてもパートナーが出来た事は一度もないのです。
では、一体世の中のLGBTさんは何処でパートナーと出逢っているのでしょうか?
【2】パートナーに出会うために出向くと良い場所
私は海へ潜り込みました。 ミックスバー。 レズビアン、ゲイセクシュアル、バイセクシュアル、トランスジェンダー、エトセトラ。 あらゆるセクシュアリティを持つ人々が足を踏み入れる事が出来るその場所へ赴き、扉を叩きました。
胸を高鳴らせ、あるいは強張らせて扉を開いた先は、鮮やかな赤い照明と共に香るコケティッシュな雰囲気。此処で新たな出会いがあるのではないかと胸を躍らせました。
ところが、カクテルのグラスを傾けながら店主さんと他愛の無い話をするも ドアベルを鳴らす人はなかなか現れず。 「……この時間って、お客さん少ないんですか?」と私。 「平日ですからね。それに、明日イベントだから今日は常連さんは誰も来ないと思いますよ」と店主さん。
なんということでしょう。完全なるスケジュールミスに頭を抱える私。 いやでもこれでおめおめと帰るのは悔しすぎる。この時間を店主さんと共に楽しみ、何か新たな情報を仕入れなければ。 そうして私は店主さんに、パートナーと出逢う方法を思い切って尋ねました。
結果、どうやら「オフ会」が有用なようです。 東名阪など地域ごとにコミュニティがあり、各地で定期的に会が開催されているそうです。
【3】まとめ
私はタイミングを失い未だにオフ会へは赴けていないのですが……。 ご興味がおありの方は調べてみて下さいね。
勿論、私が赴いた「バー」も有力だと思われます。私の様に平日の開店直後などに行かなければですけれどね……。 パートナーに限らず、貴重な理解者やお友達と巡り逢えるはずですよ。
セクシュアルマイノリティの人々が理解者を見つけるのもやっとなこの国。 未開の海に飛び込んだ先は、思ったより鮮やかかもしれませんね。
(KEI/ライター)
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