女性同士のエッチはどうやるの? やり方と注意点・気遣いを紹介

女性同士のエッチというのは秘められたものである印象があります。

そこで、今回はレズビアンが行なっているエッチの方法や注意点・気遣いについてご紹介します。

 

【1】女性同士はどうやって性行為をしているのか

ストレートである一般の方や、まだ性行為をしたことの無いレズビアンの方も女性同士がどういう流れで性行為に及ぶのかが想像もつかず分からないことが多いかと思います。

これからエッチをするかもしれない……というレズビアンの人は特に心配ですよね。

そこで、女性同士の性行為の流れと共に、性行為をする際に気を付けるべき注意点をご紹介していきます。

 

【2】女性同士の性行為とその注意点

女性同士のエッチも異性でやるのと同様、多くの注意点があります。

女性同士の行為について注意点や気遣いも含めてご紹介します。

(1)女性同士の性行為はアダルト動画のようなものではない

まず、ひとつご紹介しておきたいのは「女性同士の性行為はアダルト動画のような流れではない」ということです。

アダルト動画ですと、激しい愛撫とアダルトグッズを使用し性行為に及んでいるものが多いかと思われます。

アダルト動画はあくまでエンターテイメントであり、見本にするにはオススメ出来ません。

これからご紹介していきますが、性行為に関する注意点もありますのでアダルト動画をお手本にするのは止めた方が良いでしょう。

(2)女性同士の性行為は愛撫が中心

異性愛カップルの性行為は、愛撫から男性器を女性器に挿入し達するという流れが基本的かと思います。レズビアンカップルの性行為となれば、男性のようなアソコが無いので挿入という行為は出来ません。

ですから、基本的には指や時に舌などで愛撫を行うのが基本的でしょう。この際には、「フィンドム」という指用のゴムを使うのがメジャーかと思われます。LGBTのイベントでも配られるマストアイテムですよ。

キスから始まり相手の気持ちの良いところ、つまり性感帯に触れたりなでたりもしくは舌で舐めるといった愛撫を行う事が多いかと思われます。

主に愛撫を行う側が「タチ」、愛撫を受ける側が「ネコ」と呼ばれます。ですが、カップルによってはその立ち位置が無く、お互い愛撫を行い合うこともあります。アソコ周辺で気持ち良さを得ることが多いイメージですが、耳や背中などの性感帯を愛撫することによって気持ちよくなる例もあります。

(3)女性同士の性行為にも体位がある

異性愛者カップルの性行為において体位があるように、女性同士の性行為でも様々な体位があります。2008年にアメリカで出版された『Lesbian Sex:101 Lovemaking Positions』という写真集では、女性同士の性行為の体位が101種類紹介されています。

少数派のカップルが行う、日本で言う「貝合わせ」と呼ばれるアソコを擦り合わせる体位もその一つです。最初から「貝合わせ」を行って快感を得るのは難しいようですが、何度か行うことでタイミングと息が合うようになり快感を得られるようになることが出来るようです。

お互いのやりやすい体位があるのでそれを模索することも、快感を得る大切な要素となります。

(4)アダルトグッズを使用する場合もある

アダルト動画ではアダルトグッズを使用して性行為を行うシーンが多くみられますが、実際にアダルトグッズを使用するカップルもいらっしゃいます。

男性器型の玩具を使うのが基本と一般の方はお考えでしょうが、使うカップルも使わないカップルもいらっしゃいます。女性器に挿入によって気持ちよくを感じる場合、そういった玩具を使い性行為に及ぶことがあります。

女性のアソコに挿入するタイプのアダルトグッズを使用する場合には、感染症を防ぐためにアダルトグッズ自体の清潔を保つ事と、使用する際には通常のゴムで良いのでゴムを被せて使用しましょう。

(5)指を性器に挿入して気持ち良さを得ることもある

前項でアダルトグッズの使用についてをご紹介しましたが、指を女性器に挿入し愛撫するレズビアンカップルの方が多いかと思われます。

それもカップルによってですが、指を挿入することによって快感を得ることも出来ます。

指を女性器に挿入するにあたっての注意点は、やはり指を清潔に保つことです。爪の中までしっかりと洗い汚れを落とすか指用のコンドームも販売されていますのでそちらを使用すること。爪は短く切り、丸く整えておくことは徹底しましょう。

指が不潔だったり爪が長いと女性器の粘膜を傷つけてしまい、性感染症や膀胱炎を引き起こす原因となります。

 

【3】まとめ

基本的な流れをご紹介しましたが、カップルの数だけ性行為のスタイルは様々あります。ですから、ご紹介した流れが全てのカップルに当てはまる訳ではありません。

また、性行為には性感染症のリスクが付きまとうのは異性愛者の性行為と同じです。同性愛者の性行為でも酷ければエイズの可能性もありますので、清潔を保ち行う事が重要となります。

参考文献
牧村朝子(2017)『百合のリアル』講談社

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