こんにちは、クエスチョニングの三十路女のLuunです。
とうとうハロウィーン期間も終わってしまい、私の大好きなダンサーさんの活動の様子を見ることもできなくなってしまいました。
とはいえ、『Instagram』などでの追っかけは続けてしまっているので、彼女の嫉妬心を煽らないためにも、そろそろ本当に自重をしないとな…と反省しています。
というところではありますが、今回は、LGBT向けのいわゆる「出会い系アプリ」やサイトを使ってみた感想をお話させていただきます。
【1】LGBT向けの出会い系アプリはBTQ対応が少ない!?
日本でも理解が進んできたとはいえ、LGBTの世界はまだまだ閉鎖的な世界です。
LGBTについて相談できる人が欲しい。同じようなLGBTの人と知り合いたい…でも、身バレしたくないから、普段使っているSNSではなかなか話しづらい。
そんな風に思った時に頼れるのはやはり、LGBT向けのアプリやサイトではないでしょうか。私も、20代の頃から色々なアプリを試したりサイトを覗いたりしました。
しかしここでも問題があり、いわゆる「L:ビアン」「G:ゲイ」向けのアプリやサイトは比較的多く開設されているのですが、「BTQ」まで門扉のあいているアプリ・サイトはあまり多くありません。
【2】各LGBTを使って…ぶっちゃけ感想
そんな中で私が試したことのあるアプリ・サイトを、足を踏み出せずにいるかたのお役にたてていただければと思います。
なお、今回は、基本的に完全無料のアプリ・サイトのみ紹介しておりますので、ご安心ください。
(1)『withUパートナーズ』(現在閉鎖中)
ぶっちゃけ感想:めっちゃリアルな人が多い、もっと交流したかった
2015年に、「LGBT 唯一の”全セクシャリティ向け”真剣パートナー探しサービス」としてローンチされた出会い系サイトです。
今のnoteに近いようなデザインで、セクシャリティごとのリアルのパーティーが企画されていたり、コラムや体験談が多く、会員数の増加や出会いに期待していました。ですが、会員同士の交流がなかなか進まないまま、いつの間にか閉鎖されてしまいました。
LGBT専用サイト・アプリの先駆けだったと思うので、また運営が復活してくれないかなぁ…と思っています。
(2)『LBT-CHAT』
ぶっちゃけ感想:サバサバ系女子多め、女子校のノリ、アプリが重い
その名の通り、「L(レズビアン)B(バイ)T(トランスジェンダー)」向けのSNSアプリです。
いわゆるタイムラインとは別に個別のメッセージが送りあえる機能も全て無料で使えます。別のSNSや外部リンクへの誘導が禁止されていることもあり、変な勧誘をされることもありません。
ここは比較的会員数も多く会員同士の交流も盛んで、プロフィール写真もきちんと顔を載せている会員が多いので、今でも登録だけはしています。しかし、アプリとして「T」にも門扉が開かれているにも関わらず、会員の「男性はこのアプリを使ってはいけない」という意識が強く、MTFや工事中の男性、未工事の男性について、あたりが強い傾向です。
会員の層が比較的若いということも理由になるかもしれませんが、「T」のかたには少し肩身が狭いアプリかもしれません。
(3)『Twitter』
ぶっちゃけ感想:会員数底なし、ファッションLGBT多し?、すぐ交流できる
言わずと知れた『Twitter』。もちろん、LGBT向けのSNSというわけではありませんが、「#lgbtさんと繋がりたい」「#中性さんと繋がりたい」などのLGBT系の募集タグが実はかなり根付いており、毎分何件といったペースで募集タグが使われています。
なお、「#lgbtさんと繋がりたい」「#中性さんと繋がりたい」の募集タグを使用している層としては「男装の女性」「B」が90%を占めており、男性はまた別のタグを使っているのかな、と思われます。
いわゆる「裏垢」で募集タグを使っている人が多く、LGBT系のお店やアダルト系のアカウントも多くいるため交流する際は注意が必要ですが、どんな人たちがこのタグを使っているか覗いてみるのも良いと思います。
そういえば、私がいまの彼女と出会ったのも『Twitter』ででした。お互いにこの募集タグは使っていませんでしたが、ひょんなことから出会いはあるものですね……。
(4)『Find f』
ぶっちゃけ感想:「婚活」、登録のハードルが高い、でも安心
比較的新しい、レズビアン・バイセクシャル・トランスジェンダー(FTM、FTX)専用のSNS。登録時に性別の証明書と動画の提出が必要で、登録後も「タチ」「ネコ」などのポジションでの会員を検索することができるなど、身元がしっかりしているという安心があります。
また、このSNSは推奨年齢が25歳以上とされており、高校生の登録の禁止を明記していることもあって、会員の層は比較的穏やかな印象でした。
相談カウンターもあり、普通の婚活アプリに近いSNSですが、趣味などの入力項目が多い事や気軽に会員同士で盛り上がるという感じではないため、少し敷居が高いかもしれません。
【3】まとめ
他にも有料・無料含めたくさんのLGBT向けアプリ・サイトはあるかと思いますが、選ぶ際の指針として、少しでも役立ててもらえればと思います。
それでは、業者や地雷や未成年にはくれぐれも気をつけて、良いSNSライフをお送りください!
(Luun/ライター)
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