Xジェンダーの無性です。
あまり性を普段から意識しないからこそ、ついつい取ってしまう行動がありそうです。
【1】最近はXジェンダーへの配慮がされつつある
今までは、ネット上で性を選択する際、男性・女性のいずれかを選ぶことがほとんどだったと思います。
ですが、最近は男性・女性のいずれでもない人への配慮として、「ノンバイナリー」や「選択しない」を選ぶことができるようになりました。
トランジジェンダーも、この選択があることで、「心の性を選んでいいんだ!」と安心感を覚えるのではないでしょうか。
【2】無性だから? ついついノンバイナリーを避けてしまう
ですが、せっかく配慮頂いても、男性・女性ではない無性だからでしょうか。性への意識が希薄で、上記のような男性・女性以外の選択肢を与えられても、ほぼ無意識に「女性」を選んでしまうのです。
世間的に、女性であることを求められる場面が多いから、条件反射で押してしまうという感じです。そのため、次の画面に行ってから「あれ、ノンバイナリーの選択があったわ」と気づくのです。
といっても私の場合に、性への意識がないため、「ノンバイナリーにすればよかった!」と後悔することもありません。
考え方は様々だと思いますが、私個人としては「アプリの会員登録で、そこまでうるさく徹底しなくても……」とさえ思ってしまいます。それよりも、もっとノンバイナリーが必要としていることに踏み込んでほしい……。
もちろん、「自分の性を偽れない」という人もいるため、良い流れではあるとも考えていますけれどね。
はたして、ノンバイナリーの人たちは、そこまで「男性」「女性」とウェブ登録をする場面で、引っかかるものなのでしょうか。私の場合は、公的なデータなどでは、不正確に申告することでなにかあったら…と気になる程度なので、ちょっと気になったりします。
【3】まとめ
ノンバイナリーという選択肢があるだけで、トランスジェンダーや出生時に性と違って、偽りたくない人のストレスは減りますよね。
ただ、意識しないからこそ、「ノンバイナリー」を選択しない、選択する頭がないノンバイナリーもいるものです。これって、ちょっと面白いことだと思いました。
私は、「ノンバイナリー」か当たり前にいるという前提で選択肢があることは喜ばしいですが、それよりも「ノンバイナリー」が何を強く求めているか。なにに需要があるのか。
例えば、「男性ならこう」「女性ならこう」と強要するバイアスじみたものを取り除くといったような…そういう表面的なものではないものが変化していくといいなと思いました。
取ってつけたように「ノンバイナリー入れとけばいいよね」で終わったらちょっと嫌だな…とか。
(Shano編集部)
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