LGBT向けのバーなどは一般客向けではない事や、カミングアウトしていない人でも安心して利用できるよう、ホームページに載っている情報も少なく、看板などもほとんど出していない場合が多いです。
今回は、「行ってみたいけどどんなところなの?」という方のために、ビアンバーについてご紹介していきます。
【1】お店のシステムと雰囲気
ビアンバーがどのようなものか、お店の詳細について説明していきます。
(1)料金
基本的には一般的なバーと同じです。
チャージ料という席料が一人ずつかかります。中には、チャージ料を取らないお店もたまにあります。
金額はお店によって異なり、500円~1000円ほど。ドリンクは大体1杯500円前後で、居酒屋とほとんど同じ料金です。
(2)席
規模によりますが、カウンターをメインに、テーブル席も1席か2席ほどあります。
ビアンバーの目的は「交流」ですので、満席でない限り、初めての来店でもカウンターに座るのがお勧め。常連さんが多いイメージがありますよね?
確かに常連さんが多いのですが、新規のお客さんも少なくありません。
ビアンバー自体が初めてというお客さんにも、お店の人や常連さんは慣れています。周囲が話しかけてくれるので大丈夫です。
(3)場所
繁華街か、もしくは繁華街近くなどの雑居ビルにお店がある場合が多いです。
治安があまり良くない地域だったり、スナックや怪しいお店が入っているビルだったりするので、実際に訪れてみて恐れを感じるかも知れません。
またプライバシー保護の為、店内が一切見えない重厚なドアが立ちはだかります。
混んでいるのか空いているのか、どんな雰囲気でどんなお客さんがいるのかも、入ってみないと分かりません。これは常連さんにとっても毎度のスリルです。
【2】初めてのビアンバー、どうしたらいい?
心構えが気になる人もいると思いますが、初めてのお客さんには、店員さんや常連さんが話しかけてくれるので基本的に会話の主導権はお任せして大丈夫。聞いてみたいことや、恋愛のあれこれ、相談などの話の種があると尚良いです。
とは言え、あまり知らない相手に込み入ったアドバイスはお店の人も他のお客さんも出来ないので、回答には期待しないようにしましょう。
一人では行けないけど一緒に行く友達もいない…という場合は、バーが主催するオフ会などがお勧め。ぼっち参加や初めて参加の人が多いので、バーを利用するのにハードルははなり低いでしょう。
バーのイベント情報はTwitterなどSNSで告知されています。
【3】まとめ
東京、大阪、名古屋、福岡などの各都市にそれぞれたくさんのビアンバーがあります。
自分の住んでいる地域はもちろん、他の地域でも訪れてみると、意外にしっくりくるお店があるかも知れません。
バーはお店の人やお客さんによって全く違う雰囲気になるので、きっと自分に合うお店がどこかにあるはず。
同じお店に何度か通ってみたり、色んなお店を訪れてみたりして、行きつけのお店をつくってみてはいかがでしょうか。
(アラタ/ライター)
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