セクシャルマイノリティの人に知ってほしい「TOKYO RAINBOW PRIDE」というイベント

人の恋の形はみんな違う……。

マイノリティなセクシャル「LGBTQIA+」に迫る本企画。

今回はセクシャルマイノリティ全体が知って得すると思われる、マイノリティのためのイベントをご紹介します。

【1】セクシャルマイノリティとは? 
【2】『TOKYO RAINBOW PRIDE』というイベント
【3】イベントの様子は? 
【4】まとめ

 

【1】セクシャルマイノリティとは?

最近はLGBTが言われるようになり、セクシャルマイノリティ(セクマイ)が知られるようになってきましたが、セクシャルマイノリティに含まれるものはこれだけではありません。

性的自認などが少数派であることを指すため、身体の性と心の性が一致していないトランスジェンダーや、心の性が、どちらかの性であると感じないXジェンダーなど、多くのマイノリティが含まれます。

アセクシャルやデミセクシャルなど恋愛感情がない、ほとんどないと言ったマイノリティも含まれるため、セクシャルマイノリティと言っても、ひとくくりにすることは困難です。

今回は、セクシャルマイノリティの1つであるゲイセクシャルのTさん(28歳・男性)に、毎年8月頃に行われるセクシャルマイノリティの人たちや支援する人たちで集まるイベントについて、レポートして頂きました。

 

【2】『TOKYO RAINBOW PRIDE』というイベント

みなさんは、 『TOKYO RAINBOW PRIDE』というイベントを聞いたことはありますか。これは、セクシャルマイノリティの人たちやそれを支援する人たちが主体となって、年に1回、代々木公園で開催するイベントのことを指します。

「RAINBOW」はご存知の通り「虹」という意味ですが、このイベントは「虹のようにそれぞれの人がそれぞれの色(=個性)を出し合いながら、違いを分かち合う」ことを大切にしています。

「セクシュアリティの異なる人が自分の個性を大事にしながら、周りの人の個性も大切にする」僕はこの考え方に感銘を受けて、自分も一人のゲイとしてイベントに参加することにしました。参加したのは、2017年5月のことでした。

ただ、いざ参加したいと思っても、周りに一緒に行けるようなゲイの友達がいません。また、仮にいたとしてもなかなか自分から声をかける勇気がありません。

しかし、たまたまネットで検索したら、「一緒に青空の下でお弁当を食べながら、TOKYO RAINBOW PRIDEに参加しよう」というタイトルでイベント参加者を募っている団体が見つかったので、まずはこれに応募してみました。

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ABOUTこの記事をかいた人

1991年東京生まれ。23歳の夏にゲイであることに気づき、以来さまざまな活動に参加している。将来の夢はパートナーと共につつましく生活を送ること。趣味はダンス、中国語、読書、ドライブなど。最近は断捨離にハマりすぎた挙句、家の鍵を紛失してしまう。座右の銘は「ケセラセラ」。