同性同士であっても、過激なスキンシップは許されないものだと感じます。
私は日常生活の中で同性愛者との出会いがない為、SNSを利用して出会いを探しています。SNSでは、セクマイ用にアカウントを持っている人も多く、自分と同じ同性愛者に出会うことができます。ネット上での友人関係から始まり、意気投合すれば実際に会いあわよくばお付き合いにまで発展することもあります。
会うまでには、メッセージをやり取りしたり通話をしたりして相手のことをよく知ってから会うようにしていたのですが、1度だけ同性だということで油断してしまい体目的の出会いに当たってしまったことがあります。
女性であると、友達同士であったとしても手を繫いだり抱き合ったりするなどといったスキンシップはよくある話であり、体目的という言葉がピンと来ないかもしれませんが好きでもない人から体を求められることは男女でも同性同士でも関係はありません。そこで、実際嫌な思いをした経験をお話していきたいと思います。
【1】体目的の出会いがある可能性
体目的であると分かったのは初めて実際に会った日のことでした。待ち合わせ時からお互い好きなアニメの話で盛り上がり、まずはボーリングへ向かいました。ボーリング中もストライクを出すと喜びあったりして楽しかったのですが、その後相手からカラオケに行こうと提案されました。
特に予定もなかったのでカラオケに行きましたが、個室に入ってから徐々にスキンシップがひどくなり抱きついてきてはキスを迫られました。まだ出会ったばかりですし、私にその気はなかった為、怖くなって流されるがままとなってしまいましたが内心すごく嫌な気持ちでいっぱいでした。
そんな時に、日曜でカラオケも混み合っていた為か店員からのインターホンが鳴り退店願いをされ、それが引き金となって相手は離れてくれて助かりました。カラオケから出た後も、相手から今度は漫画喫茶でと提案してきたので明らかに2人きりになる場所ばかり狙っていることに気がつき、私は用事を思い出したと行って別れて帰りました。その後は連絡先をブロックしてこちらから縁を切りました。
例え同性であったとしても、好きでもない人とキスさえ正直気持ち悪く、しばらく嫌な気持ちになりました。体目的の出会いを求めている可能性、あるいはそうと誤解される可能性があると思います。
【2】同性同士だからといって過度なスキンシップは×
正直、今まで男女間で体目的での出会いがあるということは良く聞いていましたが、同性同士でも体を目的とする出会いがあるとは思いもしませんでした。
男女間であると、女性が無理矢理抱かれてしまった際に心の傷の他にも妊娠してしまうというリスクがある為出会いに対して慎重になり、女性は男性との出会いに対して十分に警戒心を持って行動するのだと思います。
しかし、女性同士、男性同士であると妊娠の心配もない為気が緩んで体を求めてしまう人がいるというところが落とし穴だと思います。また、同性同士だし過度なスキンシップも許されるだろうと思っている人は多くいます。
無理やり迫られた方からすれば、好きでもない人に体を求められたという気持ち悪さは心に傷を作ります。自分のことをちゃんと好きでいて求めて欲しいし、体のことだけしか求められていないということは良い気がしません。
互いに体目的であればそれは前もって話をして同意を得るべきであり、誰もが同性なら過度なスキンシップが許されると思うのは間違いです。
【3】まとめ
嫌だなと感じるスキンシップは、例え同性であったとしてもセクハラもしくは性犯罪になりかねません。逆に加害者となってしまう場合もあるので、同性だからといってなんでも手を出すのではなく一度落ち着いて行動する必要があります。
また原因は手を出す人に重々ありますが、守れるところは自分で守れるよう会う場所や状況を考えて素敵な出会いになるよう行動することが大事です。
(Shano編集部)
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