パンセクシャルの人が多く受けているかもしれない誤解、心ない発言あるあるについてお話しします。
【1】全人類を好きになるからこそ誤解があるかも?
私はパンセクシャルという自身のマイノリティについて、「人を好きになるのに性別は関係なく人として好きになる」というふうに説明をします。
すると、よく言われるのが「無節操」や「出会いが人より多いってことだよね」ということ。
パンセクシャルは、誤解が多く心ないことを言われる機会も多いのではないかと思われます。
【2】パンセクシャルに関して言われた「それ聞く?」内容
その中で特に「それ聞く?」と思えるような質問を紹介します。
(1)「人なら誰でもいいってこと? 無節操だよね」
無節操という言葉を辞書で引いてほしいレベルです。
無節操というのは態度や考え方に一貫性がない人の事を言います。
好きになった人が好きというのはとても抽象的で、無節操に感じるかもしれませんが、それは恋愛において皆さんそうではないのでしょうか。
(2)「でも男の人と付き合ってたよね」
いや、うん、だからさ…と言いたくなります。
この手で良くあるのが、「男の人と付き合うってことはやっぱり男の人がいいんじゃん!」という考え方です。
訂正が面倒になってくるのですが、訂正するのを怠ると「自称パンセクシャルの変なやつ」扱いされます。
(3)「私も女の子と恋愛した方が楽かなー」
意外にも言われます。
「私も実は性別とか関係なく恋愛出来る」というのを匂わせてくるパターンです。
彼女が本当に同性と恋愛出来るのであれば相談に乗りますが、面白半分に言って居るのであればやんわり止めてあげましょう。
(4)「友達ゲイ(もしくはビアン)だから紹介するよ!」
出会いの場を増やそうとしてくれるのは嬉しいですが、必ずしも求めているとは限らないのであしからず。
無節操にも関わりますが、その人を好きになったから恋愛をしたいのであって、誰とでも恋愛したいわけではないですしね。
(5)「私の知り合いもパンセクシャルなんけれど、恋人とっかえひっかえしてるよ」
それは筆者もどうかと思います。
しかし、だからと言って、パンセクシャルがみんな恋人をとっかえひっかえしているという思い込みは良くないと思います。
その人の考え方の恋愛なので、異性恋愛や同性恋愛でも取っ替え引っ替えの人がいる中でそうではない人もいるのと同じで、全員そういうわけではないですよ。
【3】まとめ
パンセクシャルというあまり見かけない性的嗜好を明かすと謎の決めつけが発生します。
別にいいのですが、人間らしいそれぞれの恋愛があるという風に考えて頂けると幸いです。
(カリン/ライター)
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