筆者はストレートですが、LGBTの方に寄り添いたいと思いますし、性的指向や性自認が異なることがあるのは当たり前だと思っています。
ですが、LGBTを理解して共感するより、たとえ理解できないことがあっても受け入れようとする姿勢が大切なのではないかと感じています。
【1】どうしても経験的に知れないことはある
もし友達から、家族からLGBTの告白を受けたらあなたはどの様に捉えますか? ショックを受けたりするかもしれないですし、事情を聞いて力になりたいと思う人もいると思います。LGBTの人からのカミングアウトも本人は相当な決心があったはずです。
特に家族からのカミングアウトの場合は信じられないと思ったりすることもあるでしょう。普通の子に育って欲しかったと親が思ったりすることもあるかもしれません。
ですがLGBTなどを理解して共感をするよりも、まずは理解できなくても受け入れようとすることが大切なのではないでしょうか。
多くの人は知ろうと調べたりすることが多いですよね。ネットで直ぐに調べたり不安になるような人もいると思います。ですが一人の人として、まずは理解できなくても相手がその様にカミングアウトをしたのであれば、それに応えたいものです。
調べたとしても他の人の意見が聞けたとしても、こちらは相手の気持ちが分からないことが多くなりますよね。同性愛者でもなく、性自認が違う感覚を経験しているわけでもありません。無理に理解できないものを理解しようとするのではなく、まずは受け入れて話を聞くことが大切になります。
相手が「拒絶された」と思ってしまえば、離れて行ったり本来話そうと思っていた話もしてもらえなくなってしまうかもしれません。
【2】“理解したつもり”の共感が人を傷つける
例えば相手のことを理解したつもりで行動をしたとして、結果的に傷つけてしまうという経験はありませんか?
良かれと思ってした行動が相手を怒らせることになってしまった、大丈夫だと思っていたものが実は相手を傷つけていたなんていうこともあります。こういう経験というのは、そのことを経験している本人にしか分からない気持ちであったり考えがあるのです。
「理解したつもり」の行動というのは共感すればするほど間違った理解にもなってしまいます。
ですから、LGBTのだということに関しての相談を受けたり、分かったつもりで行動を変えたとしたら相手は傷ついてしまうのではないでしょうか。LGBTだからこうした方がいい、という考えではなく先ずは相手のことを受け入れるということが大切なのです。
【3】まとめ
LGBTのいきなりのカミングアウトというのはとても驚くかと思います。特に身内にいれば信じられないと思ったりする人もいるでしょう。
ですが先ずはLGBTに調べるのではなく、相手の意見をしっかり聞いて受け入れることが大切になるのです。理解できずとも先ずは相手を受け入れてあげましょう。
(MAGI /ライター)
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