レズビアンやゲイセクシャル、バイセクシャル、パンセクシャルなどは女性・男性同士で恋愛をすることがあります。同性カップルならではの悩みはあるのでしょうか。
【1】同性が理由の悩みはある?
男女は考え方が根本から違うなんて言いますが、女性・男性同士だからこそ抱える悩みというのはあるのでしょうか。
また、セクシャルマイノリティが完全に受け入れられていないからこそ、マイノリティだとわかってしまう女性同士の交際は、何らかの問題を抱えていることが想定できます。
実際のところを、女性同士で交際したことがある人たちに伺いました。
【2】同性カップルの悩みあるある3選
カミングアウトしていないゆえの悩みだけでなく、様々な配慮不足が浮かび上がってきました。
(1)恋人以外に携帯を渡せない
「お互いの写真が多いことやお互いラブラブなラインを送り合っているため彼女以外に携帯を渡すことが出来ない。たまに同性を知らない知り合いから『確認することがあるから携帯見せて』など、ラインや写真フォルダを見ないと分かっていても緊張して冷や汗が止まらないときがある。同性愛の友達と会うとこのネタが上位に上がってくるので私だけじゃ無いんだなっって思いました。実際に見られてしまったときの対処法など沢山出てくるので、初めましてさんと話すときは凄く盛り上がります」(30代前半・女性)
(2)夜のことを詳しく聞かれる
「自分たちがカップルであることをカミングアウトをしたときに興味本位で夜の事情を聞かれてしまうことがあって……。そういう話を赤裸々に出来るような間柄であればまだ良いのですが、まだ関係が出来上がっていない内だとどうしても答えづらく反応に困ってしまいます。同性愛者はどうしてもマイノリティであるため色々な部分で想像がつかず気になるという気持ちもわからなくはないのですが、相手が異性愛カップルであれば簡単には聞きづらい、もしくは答えづらい質問は、同性愛カップルにとっても同じ感覚だと言うことを知ってもらえると嬉しいです」(20代後半・女性)
(3)公的機関の支援について
「異性カップルが悩みを持ちにくいことに悩みを持つことがあります。例えば、同棲するときの部屋の借り方、パートナーシップや養子縁組、公正証書作りなどが挙げられます。紙一枚で結婚できる異性カップルが羨ましいです。また、普段関わる友人・知人との会話では、同性カップルが嫌でも出会う壁の乗り越え方は分かりません。そのため、自分から、能動的にSNSで情報収集や、ビアンバーなどに出向かないと体験者の声が聞けないことは不便さを感じます」(20代後半・女性)
【3】まとめ
セクシャルマイノリティの人はまだ不自由さを感じることが少なくありません。それゆえ、カップル間でも悩みが発生しがちです。
知ることですぐにできる配慮もあるので、同性カップルが少しでも安心して日々を送れるように気を使えたらいいですね。
(Amy/ライター)
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