カミングアウトした後は、やはり友達同士の付き合い方が変わることが多いです。どのような変化が起こったのか、自身の経験に基づき説明します。
【1】 本当の友人カミングアウト後の反応もうれしい
私のジェンダーとセクシャルマイノリティを友人にカミングアウトした際には意外とさっぱりした反応でした。
その場はさっぱりした反応で、今後はあまり恋愛の話とかはしなくなるのかなと思っていたのですが、そんなこともなく、ありがたく感じたのです。
本当の友達は、カミングアウトしたくらいで嫌な態度を取らないな…と思ったものです。
【2】 パンセクシャルをカミングアウト後の態度
そのありがたかった反応をご紹介します。
(1) 恋人という表現に変わる
ここで嬉しかったのが、「恋人」という単語です。
大体が「彼氏」や「彼女」と表現されますが、「恋人」という表現になんだか嬉しくなりました。
特に恋愛の話題をそらされることなく、逆に増えることもなく、今まで通りの流れでお話ができています。
(2) 性別で分けられるような施設に行かなくなった
元々そんなに様々な場所へ旅行するわけではないのですが、旅行の計画のたびに温泉やプールの候補が毎回あがっており、私がやんわり断っていました。
カミングアウトをしてからは候補にあがらなくなりました。
我慢をさせてしまっているのかと思いましたが、「え、別にほかの場所でも楽しくない?」ときょとんとされてしまいました。
(3)遊ぶ頻度も会話の頻度も変わらない
これが一番うれしいです。
カミングアウトをして対応が変わってしまうのが一番悲しいのですが、そんなこともなく、今まで通り接してくれるというのはとてもありがたいことです。
【3】まとめ
カミングアウトをしてよかったと思えるのが友人の反応です。カミングアウトにはとても勇気がいることですが、友人を信頼してよかったと思います。
これで離れてしまうのであれば本当の友人ではないと思うようにはしましたが、全員いなくなってしまったらどうしようという不安もあったので、安心しました。
(カリン/ライター)
コメントを残す