アセクシャルには性欲がありませんが、性的嫌悪とは異なります。
そのため、性に対する価値観も多様…。
今回は、アセクシャルを自認する人たちに、性に対する価値観を聞いてみました。
【1】アセクシャルは性欲がないけれど性に対する考えは様々
中には、性に関するトラウマがあって性欲が持てず、アセクシャル、ノンセクシャルを公言する人もいます。
しかし、基本的にアセクシャルやノンセクシャル自体は、性的嫌悪を指し示すものではなく、「性欲がないこと」を指し示します。
そこに、アセクシャルの場合には、「恋愛感情が湧かないこと」が特徴として加わります。
しかし、恋愛感情がなくても、その他の情によって恋人を作ったり、結婚相手を見つける人もいます。
彼らに、性に対する価値観を聞いてみました。
【2】理由に納得? 恋人とのエッチをどう思っているか
パートナーがいて、性的嫌悪がないタイプのアセクシャルに、恋人とのエッチに対して、どういう感覚を抱いているか聞いてみました。
性に対する価値観は様々ですが、聞き込みを行なった結果、概ね、以下の3つのパターンが見られました。
(1)家族愛だから家族を抱けない
アセクシャルが恋愛をする方法として、人間的なリスペクトがありますが、中には友達からの延長であったり、家族愛に近いものを感じていたりすることで、恋愛関係を気づいていく人もいます。
彼らの場合に、友達や家族は抱けないと思う人も多いようです。
特に、家族愛のようなものを感じている場合に、自分の親や兄弟とエッチをするような気持ちの悪さを感じてしまい、抵抗感を覚える人も多そうでした。
(2)性に関心がないからこそ無頓着
性欲がないため、一人エッチや恋人とのエッチなど、性に関する関心が全くない人が多いです。
この場合に、関心がないからエッチをしたいと思わない人と、無頓着だからこそどうでも良いという人に分かれそうです。
特に後者は、相手に誘われれば「まあいいか……」と応じたり、エッチが特別なものだと思っていないからこそ、それを商売としてしても良いかと考える人もいます。
(3)好きな人とは自然に触れたい
性欲がなくても、キスやハグをすることで癒しを感じる人が多いです。
その延長で、もっと恋人と触れたいと思い、精神的な意味でエッチを好む人もいます。
中には、恋人に家族愛のようなものを感じているタイプもいますが、「実際に血縁ではないのだし」ということで、事実的な側面から嫌悪感を抱かないそうです。
【3】まとめ
アセクシャルとひとくくりにしても、感じ方や考え方は人それぞれです。
相手の価値観を尊重して、ときには話し合いができたらいいですよね。
(Amy/ライター)
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