当事者によく知った人がいると安心感を覚える人もいますよね。
アセクシャルを公言している人をご紹介します。
【1】アセクシャルは人数が少ないけれど…
恋愛感情や性衝動を持たないアセクシャルは、全体の1%程度であると言われています。
ですが、研究がほとんど進んでおらず、推測はあるものの、アセクシャルが先天的なものか、原因はあるのかといったことがはっきりしていないのだそう。
研究も認知もあまり進んでいないとなると、実はアセクシャルである人はそう少なくない可能性もありそうですよね。
【2】アセクシャルを公言している著名人
少ないと言われつつも、アセクシャルを公言している著名人はいます。
といっても、誰でも知っているような人や芸能人は残念ながらまだカミングアウトの実例がなさそうです。ここでは、公言している著名人を2人ご紹介します。
(1)東友美(ひがしともみ)さん
立憲民主党町田市議会議員である東友美さんは、セクマイやセクハラなどに向き合っている人です。
以前はアセクシャルを自認していたはずですが、どうやら最近はアロマンティックとXジェンダーも加わった様子……。
「自分に降りかかる恋愛は興味がない!」とはっきり断言していたので、アロマンティックといっても恋愛感情はなく、性欲があるタイプなのかもしれません。
以前は『Twitter』でお悩み相談を持ちかけていましたが、今はプロフィールからすっかり消えていますね。相談が殺到しすぎてしまったのでしょうか……。
(2)なかけんさん
「性性堂々」というグループ名で『YouTube』配信をしているなかけんさんは、自身がアセクシャルであることを公言しています。
『Twitter』では、カッコ書きでノンセクシャルを記載している様子もあります。アセクシャルとノンセクシャルの間を揺れ動く人もいるので、恒常的に恋愛感情がないというよりは、性衝動がないのかも?
「性性堂々」は、もともとLGBT研究会をきっかけとして発足したということもあり、メンバー全てがマイノリティとなっています。アセクシャルのなかけんさんをはじめ、レズビアンのなとせさん、Xジェンダーのまるるさん、MtFのゆういさん。ゲイセクシャルのヒロキさんという構成です。
勉強会の集まりやメンバーの知識などを生かし、『YouTube』内ではセクマイに関する情報を発信しています。
【3】まとめ
筆者の知る限りでは、アセクシャルを公言している著名人はこの2人。
恋愛感情がないとなると、芸能人は打撃を受けてしまうからのでしょうか……。ちょっと少ないですよね。
もし、今よりカミングアウトしやすい社会になったら、「実は……」という人も出てくるかも?
(Amy/ライター)
コメントを残す