人の恋の形はみんな違う……。
マイノリティなセクシャル「LGBTQIA+」に迫る本企画。
今回は、ゲイセクシャルが集まるイベントに参加し、体験レポートいたしました。
【1】なかなか当事者が見えにくいゲイセクシャルの実情
【2】イベントといっても種類や目的は多様
【3】定期的に行われる立食パーティ…参加方法と流れ
【4】イベントへは案内人が誘導する
【5】立食パーティー内部の様子は?
【6】話題はゲイセクシャルだからといって特別ではない
【7】まとめ
【1】なかなか当事者が見えにくいゲイセクシャルの実情
ゲイセクシャルは、バイセクシャル違い、異性との恋愛はしません。
そのため、恋愛においてはバイセクシャルもしくは、ゲイセクシャル当事者を探し出す必要があります。
また、当事者特有の悩みも多く、同じ当事者と相談したいと考える人も多いです。
しかし、社会がLGBTを意識し出したとはいえ、なかなかカミングアウトしにくいと感じる人が多いのが現状。当事者を探すことも困難です。
そこで、ゲイセクシャルの人たちは、当事者だけで集まるイベントに参加し、友人や恋愛、エッチのパートナーなどと出会います。
今回は、実際に体験したゲイセクシャルが集まるイベントについて、レポートにしました。
【2】イベントといっても種類や目的は多様
ゲイにとって、自分と同じような境遇にある男性と出会うことは非常に大切なことです。
でも、なかなかそういう人に出会う機会がないという悩みを抱えているゲイも多い気がします。僕も以前はそのように感じていました。
しかし、23歳の頃、東京都内で開催されたゲイや男性のバイセクシュアル向けの友達づくりイベントに参加して以来、少しずつ友達というか、仲間を見つけていきました。
一言で「ゲイイベント」と言っても、実に様々な種類のものがあると感じています。
先ほど話したような友達づくりイベントもあれば、仲間同士で遊んだり、飲んだりするようなサークル感覚のイベント、新宿二丁目のクラブを貸し切り、深夜から早朝までひたすら踊りまくるイベントなどなど、枚挙にいとまがありません。
ひとまず、ここでは僕が参加したことのあるイベントをひとつ紹介したいと思います。
【3】定期的に行われる立食パーティ…参加方法と流れ
ネットの検索サイトで「ゲイ イベント サークル」と検索したら、気になる言葉が僕の目に留まりました。
「歌舞伎町で立食パーティー開催!!」こんな言い回しだったと思います。
(1)参加方法はツイッターのDM
サイトを開いてみると、運営の『Twitter』画面が表示されました。
どうやら、定期的にこのようなイベントを行う団体があるようで、今回はこの立食パーティーを開催するそうでした。
僕にとって大変興味のあるイベントだったので、アカウントをフォローし、早速ダイレクトメッセージを送って、参加したいことを伝えました。
(2)ライングループへの参加
しばらくすると、代表の方らしき人から返事があり、専用の『LINE』グループに招待したいから、『LINE』のアカウントを教えてほしいと言われ、連絡先を伝えました
すぐに招待の通知が届き、グループに参加しました。
グループの人数は100人近くいたと思います。
以前参加した友達づくりイベントは20人程度でしたから、ゲイが集まるイベントとしては、規模が大きい印象です。
(3)交流というよりイベント情報中心
グループ上では、「○○と言います。よろしくお願いします。」というようなメンバーの自己紹介はありません。
これは、会話がまとまらなくなってしまうのを防ぐためだそうです。
グループの『LINE』では、イベント開催の日時や場所、参加料金といった情報が数回に渡って流れてきました。
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