トランスジェンダーを公言するのは勇気がいることで、実際にマジョリティがどのような反応を示すのか想像がつかないこともあるでしょう。
そこで、実際にもらった反応をご紹介します。
【1】セクマイにとって当たり前のこともマジョリティは…
セクマイの人たちにとって、そう言う人たちがいるのは当たり前のことで、普通によく見かける世界だと言う人も少なくないでしょう。
トランスジェンダーも、マジョリティからすれば「性と心の不一致、違和があるってどう言うことなの?」と思うのも無理のない話なのかもしれません。
自分が経験したり、体感していないと理解しにくい部分がありますよね。ですが、トランスジェンダーからすれば確かに一致しておらず、程度の違いはあれど深刻な悩みに発展することが多いのです。
そんな、セクマイのことをあまり知らない、身近にいると言う意識のない可能性のあるマジョリティの人たちに、自分がセクマイであるとカミングアウトしたとき、一体、何が起こるのでしょうか……。
【2】セクマイを公言した時のリアルな反応
トランスジェンダーを含め、カミングアウトしようと思ったときにはどうしてもどう捉えられるか気になってしまうものですよね。
そこで、実際にトランスジェンダーであることを友達に話している私が、そのときの経験をお話しします。
(1)「やっぱりそうだったんだ」
私が友達に公言して経験した反応一人目は「やっぱりそうだったんだ!」もう相手の中では整理がついていたんでしょうね。
だんだん私も見た目が男性化してきたこともあって友達も薄々気づいていたんだと思います。
ある日、恋愛の話になったんですよ。その時に私が「作るなら彼女かな~」って普通に言ったときがあって、そこで公言した感じになりました。
(2)「彼氏よりも彼女がいてほしい」
二人目は「○○は彼氏よりも彼女がいてほしい」という反応をもらえました。
「逆にそっちか!」ってなりました。彼氏がいる方がなんか違和感があると思われていたみたいです。
正直、私はちゃんとこのイメージでいないといけないんだと、逆にプレッシャーも感じました。言われたときは正直嬉しかったですけどね!
(3)「女同士でヤるのが無理」
三人目は「私は無理だわ」というマイナスな反応もありました。
私自身に偏見はなかったんですが、もし自分が彼女という立場は無理だという反応でしたね。
「女同士でヤる」というのが無理だったみたいです。
【3】まとめ
経験した反応を見てきて思ったのが、相手次第でもしかしたら反応は変わるのか…と思いました。二人目なんかではそう言えますよね。
経験的に、トランスジェンダーであることそのものを否定する人はとても少ないです。しかし、“その人にとって受け付けない何か”の条件を満たしてしまうとき、「無理だわ」と言う反応も出てくるようです。
親しい相手なら、あなた自身を否定すると言うことはそうないのではないでしょうか。
(ツバサ/ライター)
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