私はFtMですが、カミングアウトをした際などに友達に救われた言葉がたくさんあります。
ここでは3つご紹介します。
【1】本当の友達はカミングアウトくらいで離れない
本能の友達はカミングアウトくらいで離れませんし、今ではLGBTに対する理解が広まってきており共感を得られる部分も多くなってきています。
一方で、カミングアウトってする側にとっては、「離れられるかもしれない」という不安が付きまとうので、結構勇気がいる行動だと思います。
しかし、「女性が好きなんだ」「男性が好きなんだ」ですよね。そのほかって何も変わっていませんよね。
だというのに、それだけで離れてしまう友達はこちらかも離れていいと私は思っています。なぜなら本当の友達ではない確率が、個人的な体感では90%だからです。
【2】友達に言われて嬉しかった言葉3つ
そんなスタンスで生活している私ですが、友達に言われて嬉しかった言葉はたくさんあります。ここでは、厳選して3つをご紹介します。
(1)「だと思った!!」
私は特に緊張感とか恐怖心とかはなくサラッとカミングアウトできるタイプでした。むしろ思ったこと聞いてくれって感じです。
ある友達(グループ)に暴露したときに言われたのが「だよね!だと思った!」と。なんだか相手はホッとしたような感じでした。
おかげでこちらもホッとしました。
(2)「じゃなきゃ嫌かも(笑)」
「実は私女の子の方が好きなんだよね」と言ったら「え!逆にそうじゃなきゃなんか嫌かも!」というお言葉をいただきました。
まさかの「逆に!?」のパターンでした。
男性とお付き合いしているのが想像できないし、したくないと。これもありがたいことにホッとしましたね。
(3)「え?じゃあ私いける?」
まさかの返答でしたが、「え?じゃあ私いける?」でした。「好きにならないでね」というネガティブな反応で嫌な思いをしてしまう人もいますが、この反応は同じような意味でもとてもポジティブですよね。
もちろん私も誰でもいいというわけではないので「考えるね!」と誤魔化してその場を避難……。中には、「そっちがいいなら全然いけるよ」というケースもあります(笑)
あとはこれも「まさか!」ってなってしまうんですが、カミングアウトした際に「実は私あなたのことが気になっていたの」なんてのも過去にはありました。
【3】まとめ
カミングアウトはとても勇気がいることです。もちろん嬉しい言葉ばかりではありませんが、まず勇気を出して話した自分を褒めてください。
批判されても落ち込む必要などありません。それがあなたなんですから改善する必要も全くありません。世界は広いと言いますが、世間は狭いです。
その中で胸はって堂々としていた方がよっぽどいいと思いませんか。これからカミングアウトをする人は胸はって頑張って欲しいです!
(ツバサ/ライター)
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