日本では、LGBTの場合に、戸籍上異性として認められないと法律婚をすることができません。
そこで、法律婚ができない場合でも家族になる方法について探って行きます。
【1】トランスジェンダーが法律婚できるケース
「トランスジェンダーって結婚をするの?」なんて思う人がいるかもしれません。日本にいると、法律婚のイメージが強いため異性愛でないと結婚が難しい印象がありますよね。
でも実際には、全人類が結婚することができます。ですから、トランスジェンダーでも結婚することはあるし、結婚を望むこともあります。
もし、性自認が男性で未手術で戸籍を変えていなければ男性と法律婚ができますし、手術して戸籍を変えることができれば女性と法律婚をすることができます。
同性婚も国によっては可能です。ちゃんと籍を入れたい人もいれば、このままの状態で自分たちの中だけで結婚していることにしようなんてことも聞いたりします。
【2】法律婚以外で…LGBTが結婚をするには?
手術して戸籍を変えて法律婚ができるとはいえ、現状はまだまだ難しいものです。
そこで、トランスジェンダーを含めた法律婚ができないLGBTが、結婚したい場合に取れる手段をご紹介します。
(1)パートナーシップ制度を利用する
日本のこの制度は「法的に効力は一切ないけれど、形だけでも認めますよ」という制度です。形だけなので、相続税や配偶者の待遇などの保証を受けることはできません。
ですから、あまり意味はないのでは…と感じるかもしれませんがそれだけでも 認められたらいいという方にはぜひ、パートナーシップを導入している地域に行き、この制度を活用しましょう。
各自治体によって、パートナーシップ制度の内容等が異なるようですので、気になる場合には該当の地域を確認してみましょう。
(2)養子縁組制度を利用する
どちらかが養子になるために、用意縁組制度を利用する人もいます。
しかしこれは、親と子の関係になるので家族としては認められますが、夫婦という関係ではないので抵抗を持つ人もいます。
(3)海外移住をし同性婚をする
TVなどでは、同性愛の人が海外移住をして結婚式を挙げたり、夫婦生活を送っている様がよく見られるようになったと感じます。
ここでの注意点は、その国に行って同性婚だけ…というのは認められていません。 移住が必要になります。つまり、日本を離れ就職口を探すだけでなく、パスポートやビザの発行、永住権の取得や言葉など多くの準備が必要です。
好き同士なら、この機会に日本から抜け出し、二人で新しい世界で生きていくのも1つの考えですよね。 国によりますが、保証も受けれますようになります。
【3】まとめ
好き同士なら結婚を認めて欲しいものではありますが…現状、同性婚は認められていません。
それでも、家族になる方法というのはいくつかあります。一度、パートナーと話し合ってみても良いかもしれませんね。
(ツバサ/ライター)
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