レズビアンやゲイセクシャル、好きな同性と添い遂げたいバイセクシャル、あるいはアセクシャルなどは結婚の心配をされることが多いでしょう。
レズビアンの1人として、対処法を考えていきます。
【1】結婚や恋人紹介の催促にうんざり…
会社の人や同僚などのあまり近しくない人から「結婚はまだか?」「いい人いないの?」と心配されて対処に困ることって多いですよね。
カミングアウトしていない相手には特に、本当のことを言う訳にもいかないし、毎回うやむやにしているけれど、適当に言い訳するのも面倒…なんてことも。
対処に困って、気疲れしてしまっている人も多いのではないでしょうか。
【2】結婚や恋人の詮索が煩わしい! 対処法やポイント3つ
今回はそういった、結婚や恋人に関する煩わしい質問への対処法の一例を紹介していきます。
(1)深入りしにくい方向に持っていく
本当のことが言えないからには嘘を言うしかないのですが、これも設定が甘いと余計なお世話をされてしまう場合があります。かと言ってあまりに大胆な嘘は家族や友人など身近な人にはすぐにバレてしまうので、意外と難しいですよね。
嘘をつく場合は、相手が「あまり深入りしない方がいいのかな……」と感じるような口実が効果的です。例えば「いい人はいるんですけど結婚して貰えなくて」などは悲壮感があって、突っ込んで聞きにくい空気になります。
「いろいろあって人間不信で」なども、まぁそれなら仕方ないか、と理解されやすいキーワードです。どうせ本当のことが言えないのならば、「色々ありまして、そういった事には触れないで欲しいです……」という雰囲気を思いっきり作ってしまいましょう。
(2)面倒だからとカミングアウトを早まらない
嘘の言い訳をし続けるのが面倒だからといって、安易にカミングアウトをしてしまわないように注意してください。
本当に将来を心配してくれている人、単に興味本位であれこれ聞いてくる人、頼られたいだけの上辺のお節介の人、いろんな人がいます。
嘘をつくことに罪悪感を感じることもあるかも知れませんが、覚悟を持って割り切りましょう。
(3)どんな時も、誰に対しても、必ず同じ答えを言い続ける
どんな返しをする場合でも、嘘には限界があります。いつまでも同じ嘘は通用しません。
それでもこの手の質問やお節介には、毎回同じ返答をずーっとし続ける事が効果的です。
何年経っても、どんなにいい話を持ってきても、毎回同じ断り方をし続けていれば、筆者の場合、実際は結婚する気がないのではなく、そういった制度が無いだけなのですが……そのうち「本当に結婚する気がないんだな」と言うのが伝わります。
毎回違う言い訳をしてのらりくらりかわすよりも、必ず同じ言い訳で断り続ける方が、その気がないと理解されるのが早いです。そのうち嘘だとバレるかも知れませんが、それでも同じ言い訳を押し通すことで、何をしても何を言っても無駄だと思ってもらえるでしょう。
【3】まとめ
こういったケースで、嘘をつくことへの罪悪感で悩んでしまう人も少なくないと思います。結婚・子供の問題に関しては、同性愛者だけの問題ではなく、結婚の意志がない全ての人に共通する思いでもありますよね。
今回の例はほんの一例であって、こういった言い訳が全く通用しない状況にいる人も多いでしょう。特に両親など、家族には通用しません。あくまで、それほど親しく無い人への対処法です。
それでも気持ちの面で、「思い切って割り切る!」という一歩のお役に立てたら、と思っています。
(アラタ/ライター)
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