今年のレインボープライド、レオインボーパレードはオンラインになりましたね!
2020年以前に、初めてレインボーパレードに行った際の体験談をまとめてみました。
【1】イベント会場で人に声をかけて一緒に回った経験
私はストレート(ノンケ・マジョリティ)です。最近、親友からのカミングアウトがあったことをきっかけに、自分の理解を深めようと、セクマイに関する本を読んだりしました。その一環で、初めてレインボーパレードにも参加しました。
初めてのイベントで、しかも一人で参加したので、とても緊張しました。当日、会場に着いてから、軽く会場を一周したのですが、自分がセクマイのコミュニティを邪魔しているような感じがして、余計に緊張しました。
一人で会場にいることが心苦しいと感じたため、たまたま近くにいた男性に声をかけて、一緒に会場を回ることを承諾してもらいました。その方は、ゲイの方で、イベントにも何回も来ていて、友達も多くいたため、とても助かりました。
【2】みんな優しそうな目をしていた
イベントは、様々な催し物があり、とても楽しかったです。レインボー柄のタオルを購入しました。一緒に回ってくれた方のおかげで、色んな方を紹介してもらいました。みんな、優しそうな目をしていると感じました。
メインのパレードは、参加人数が多いということで、参加できませんでしたので、沿道で見ていました。道路を行進する姿を見て、とても勇気づけられました。
まだまだ一般の人が、多くを理解しているとは言えないのか、そのあたりはわかりませんが……。少なくとも、困った人が乱入して変な騒動が起きるということもなく、無事に行進しているという状況に少し安心しました。
【3】まとめ
今回、レインボーパレードに初めて参加したことは、私の中で、また一つ、セクマイの方を理解する助けになりました。
正直な感想を言いいますと、コミュニケーションに、まだ壁を感じました。壁というのは、私も相手もうわべの会話だけをしているような、じれったさを感じました。お互いにフィールドを持っていて、その壁を越えない、越えさせないように気をつけているような感覚です。上手く言えませんが、そこを超えることができれば、コミュニケーションが進むのかなと思いました。
でも、それは、どちらかのフィールドに相手を誘うということではなくて、どちらのフィールドも関係ない、全く新しいフィールドでコミュニケーションを行うという感覚です。そういう感覚が、それぞれが理解し合って、価値観が混ざり合った社会になるのかなと思いました。
きっと、それは今までの歴史があった上で、今があって、さらにその先があることなので、これからも、それぞれがコミュニケーションを止めないことが大切だと思いました。
良いことも、悪いこともあっても、コミュニケーションし続けることが大切だと思いました。このイベントに参加できて、とてもよかったです。
(Shano編集部)
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