「既婚者大歓迎」「既婚者NG」「既婚者だけど彼女欲しいです」などなど。恋人募集でも、セクや年齢に次いで重要なステータス。
今回は既婚女性との出会いに関して注意点などをご紹介します。
【1】一言で「既婚」と言っても……
既婚者と言っても、その具体的な内容は様々です。
- 子供ありor子供なし
- 結婚生活は破綻しているor性生活もある
- 結婚前から同性愛者だったor結婚後に同性愛者だと気づいた
- 結婚相手にカミングアウトしているorカミングアウトしていない・言えない
などなど、その家庭によって事情が異なります。
中には結婚相手だけでなく、子供や祖父母など、身内の全てにカミングアウトしている人もいます。
また、現在結婚相手はいないけれど、子供はいる、という事ももちろんあります。
【2】既婚女性と付き合ってもいいの?
倫理上や法律上の話はひとまず置いておいて、実際にレズビアンの募集掲示板やSNSでも既婚女性による募集は少なくありません。
ほんの興味本位や遊びで募集をしている既婚女性もいます。しかし、中には真剣な理由で同性のパートナーを求めている人もいるのです。
既婚者や子持ちだからと言って、恋愛をしてはいけないということはありません。ポリアモリーのようなマイノリティも存在しますしね。
ただし、異性と法律上婚姻関係を結んでいる相手ということは、立派な“不倫”です。
遊びで深入りすること、自分にとってもリスクが高いと思いますし、相手が明確に婚姻関係を解消するなどした上での恋愛でなければ、訴えられてしまうリスクがあるでしょう。
【3】結婚相手に関係がバレるケースは少ない
とはいえ、同性同士の恋愛は結婚相手に良くも悪くもバレにくい現状があります……。一般的に、異性間の夫婦がパートナーの不倫を疑う場合には、それらしい兆候があって疑いを持ち始めるもの。
例えば、
- 特定の人物とメールやラインのやり取りが多い
- 二人でお茶や食事に行く
- 映画などの密接する場所や、カラオケなどの密室、相手の部屋などに行く
など、こうした行動を異性間で行っていた場合は、間違いなく不倫や浮気を疑われますよね。しかしこれが女性同士で行っていた場合はどうでしょう。
LGBTQAの当事者で無い限り、つまり多くの人は「ただの友達同士のコミュニケーション」としか思わないのです。
仮にどちらかの家に泊まって同じベッドで一緒に寝たとしても、まさかそこに体の関係があったとは、普通は思われないのです。
【4】まとめ
法律的に既婚女性との恋愛は不倫ですし、倫理的にポリアモリーであったりパートナー同士でそういう取り決めがないなら良くないと考えられ、推奨されたものではありません。
同性愛者同士は現在法律上、婚姻関係を結ぶことはできません。生物学上、二人の子供を授かる事もできません。
ただ、結婚生活や妊娠・出産を経験してきた女性が、その経験を踏まえた上で女性とパートナーになりたいと考えてくれているのだとしたら、あなたはどう思いますか?
婚姻関係も結べない、子供も授かれない関係を選んでくれるとしたら……。その感情とどう向き合い、既婚女性と話をつけていくのか考えていく必要がありそうです。
(ライター/アラタ)
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