まだ恋愛至上主義社会? 今って恋愛観が変わっているしこの主義主張には懐疑的

恋愛至上主義的な社会になっていますが、筆者はこれに対して懐疑的です。

昔と比べて恋愛観が変わっているという考察とともに、その理由についてお話ししていきます。

 

【1】恋愛至上主義

いくつになっても、友人や家族などから恋愛や結婚について聞かれたりすることがあります。

LGBTが言われ出し、様々な性的趣向、恋愛趣向がある中で恋愛至上主義的な部分は根強そうですね。

マジョリティであっても、そのことで、なんとなくうんざりしたり、放っておいて欲しい気持ちになった経験が誰にでもあるように感じます。

最近は特に恋愛に対する考え方が特に若い人の間で変わってきているものだと思います。その理由を考察していきましょう。

 

【2】恋愛観が以前と変わってきている理由

今と昔では時代が変わり、世間的な恋愛観も変わってきています。

今回は、その理由について考えていきたいと思います。

(1)今と昔の違い

そんな恋愛至上主義のような人たちの価値観ももちろん否定するものではありませんが、現代では、恋愛や結婚をそもそも重視していない人達がいるのも事実です。

昔はインターネットなどがそこまで普及されておらず、様々なことが発達していませんでした。そのせいで娯楽は限られており、恋愛が楽しみの1つにもあっていました。

世間では、近所の人やそのお子さんの恋愛1つでも、世間話にしたものだと思います。

しかし、現代は手に持っているスマホ一台で世界中のあらゆる情報にアクセスできますし、そこから日本にはない娯楽や価値観なども知ることが出来て、新しい娯楽があふれています。

(2)娯楽が少ない時代とはもう違う?

ハロウィーンなんかはそもそも日本の文化ではありませんし、ナイトプールやインスタグラムや若者層に人気のものは、大抵が海外からの輸入品です。

ネットフリックスやアマゾンプライムなどのサービスで、家で映画鑑賞するのもすごくラフなものになりましたし、音楽なんかも、ストリーミングサービスでさまざまな国のものが楽しめます。

そうした人を楽しませる娯楽があまりにもたくさんあるのです。そして、それはこれかも画期的な新しいサービスが増えていくはずです。

なにも、恋愛で自分の楽しめる場を作る必要がなくなったのです。

(3)人付き合いはなくならない

とはいえ、人間関係というものはどこへ行くにもつきものです。

恋愛に限らず、友人関係や、職場の同僚や上司など、さまざまな人間関係があります。

学生時代とは違い、社会に出てみると老若男女問わずさまざまな人と付き合う機会がたくさん出てきます。そうした中で、自分らしく生活していくためにはあらゆる「べき思考」をなくしていくことが重要になります。

その人にとっての価値観や物の見方などを他人である自分が勝手に決めてしまうことがないように……。

 

【3】まとめ

恋愛メディアの発達背景には、恋愛の娯楽化があります。と言っても、以前のように誰でも楽しめるものとして存在するのではなく、仕事で忙しい、お金がない、もっと手軽にストレス発散をしたいなどと言った背景から、限られた人がする高級的な娯楽になりつつあると言われています。

だからこそ、昔は当たり前に恋愛をしていたにも関わらず、それが難しくなってモテテクや人と付き合っていくためのハウツーに需要が生まれてきているのです。

にも関わらず、恋愛至上主義が根強いのは年配者の価値観によるものなのでしょうか。高級的になった娯楽を楽しめている人を勝ち組に据えようとするからなのでしょうか。

そんなものに振り回される必要はありません。恋愛・結婚・出産などは、人生においてとても大きなイベントではありますが、娯楽や人生の楽しみ方や生き方は、全くもってそれだけではありません。

この世に無限にあるさまざまな娯楽を試して、視野を広げてみるのもいいかもしれません。

(Bara/ライター)

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ABOUTこの記事をかいた人

デザイナー・ライターをしている24歳の日本人女性。不思議と、私の周りはLGBTの人がとても多く、よく悩み相談を受けています。理解があるといいつつも、恋愛至上主義の考えが多い点が疑問で、恋愛・結婚が必ずしも幸せではないと感じているところです。マジョリティもセクマイも生活しやすくなればと思います。