トランスジェンダーは告白でもとても気を使います。
そこで、その方法や告白する際の注意点をご紹介します。
【1】交際で真剣すぎることを始めから伝えてはいけない理由
人を好きになったら「好きです、付き合ってください」が一般的です。これは異性に限らず、同性も同じことですよね。
ですが、同性を好きになってしまった場合の注意点としては最初から「結婚を前提にお付き合いしてください」はあまりオススメしません。理由として、ここでは2つご説明します。
(1)失敗する可能性の方が圧倒的に高いから
もちろん、LGBT側の気持ちになったら普通かもしれません。ですが、相手がストレートの場合、おそらくそこまで考えてはいないと思います。
ここで一番に言えるのは、「LGBT」のことをそこまで知っていないからです。
もちろん戸惑いますし、私は男性が好きなのってなりますよね。ですが、「失敗はヒント」です!
芽生える気持ちはいつどのようにどっちに転ぶかわかりません。
(2)興味本位でお付き合いだけならOKという人
「同性愛か少し興味あるからお付き合いだけならいいかな」っていう人も中にはいます。要は真剣交際ではない可能性があります。
ですが、これって「大チャンス」ですよね!付き合えただけでもかなりの進歩!
結婚を前提ではないが、その手前の「お付き合い」ができたのですから。私も何人かの友達に聞いたことがあります。「同性愛ってどう思う?」って。
返答は「最近では偏見も無くなってきたし、別に普通かな?」「全然ありだと思うよ」「少し興味はあるかな」など、反対の意見が全くなかったんです。
【2】告白する際のポイント3つ
では、いざ告白しようとなった時、どのような点に注意したら良いでしょうか。ポイントを3つご説明します。
(1)相手のことをもっとよく知ってから告白する
友達だったからよく知ってる。ではないんですね。友達は友達の前でしか見せない気持ちだったり、表情だったりします。でもこれって友達なら誰にでも見せますよね。
ではなくて、相手のみたことがないところを知ることです。自分の前では泣いてくれたり、自分には本気で怒ってくれたり。相手の本当の姿を知ることはもっとも大事なことです。
自然に「特別感」が生まれてきます。これは双方に言えることで、相手が自分に「素」を出してくれてる、自分も気になって仕方がない。
これくらいの特別な信頼を築いていくことで告白がうまくいくかもしれません!
(2)直球で「好き」ということを伝える
これはもう「君が好きだ!」とストレートにいうスタイルです。ものすごい熱い思いで気持ちを伝える、ただそれだけです。異性でも同性でも「言葉」って共通ですよね。
素直に自分をさらけ出して、相手に引かれない程度に気持ちを伝えてることもオススメです。振られるのが怖い! なんて恐怖心は捨てて思いっきり行ってみましょう。
逆にクールに「ごめん、君が好きだ」なんて急に言ってもいいかもしれません。相手が女の子の場合割とキュンときちゃうのです。
(3)テクニックを使う
上記2つも経験談なんですが、筆者はテクニックを使うのも経験済みです。
異性では「ワンチャン」なんてありますが、同性ではあまり通用しないので「ワンチャンテクニック」はやめておきましょう。
同性でもできるテクニックは、まずは、毎日連絡することです。もちろんある程度の時間間隔はあけての返信です。「おはよう~」だけでもOKです。しかし「おやすみ~」ではなく「また明日!」にしましょう。
そのほうがまた朝になったら連絡しやすいからです。他愛もない会話をしつつ、徐々に「実は君に相談があるんだけど」や「今~で悩んでてさ」などこう言った踏み込みもしていくといいでしょう。
次はギャップを見せる。自分がクールで無口な場合、故意的にはよくないですが自然と「ちょっと甘えてみたり」「お茶目な部分を見せてみたり」もうこれだけで相手は「え!こんなことするんだ!」「なんか普段怖そうなのに可愛い」なんて思いますよ。
要は普段しないことをたまにすることです。いつもやってたら意味がないので、たまにするのがポイントです。急に手を繋いでみたり(そこそこそういう関係に近づいてきたとき)、ちょっと肩が当たるくらいの距離感を持ってみたり、相手が嫌ではないとを確認してから「ちょっとそれちょうだい」って飲み物をもらったり。まずこれらを試してみてください。相手に嫌われない程度に…というのがポイントです。
【3】まとめ
自分が経験した中でほぼ好きになった人とはお付き合いできています。しかもみんなストレートです。徐々に距離を縮め、信頼を得てからの大胆行動に移すという私独自のテクニックですが、成功率は100%でした。もちろん遊びではなく真剣にです。
皆さんも同性だからなとかそんなの関係なくまず「人」であることに変わりはありません。異性を好きになりなさいなんて決まりもありません。誰が誰を好きになろうと関係ありません。その人を思う気持ちが大事です。前向きに疲れない程度に頑張りましょう。
(ツバサ/ライター)
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