レズビアンでよく出てくるネコ・タチ・リバ・バリ・寄りを徹底解説

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レズビアンも掘り下げていくと、様々な専門用語が出てきます。

今回は夜の営みに関する用語をご説明します。

 

【1】 レズビアン関連で出てくる「タチ」や「ネコ」…

レズビアン関連の記事などを読むと「タチ」や「ネコ」といった用語が出てくるかと思います。

セクシャルマイノリティの方にはお馴染みの用語ですが、マジョリティの方にはニュアンスが分からないかと思います。

自認したばかりの人や、これからLGTB関連について勉強や知っておきたい方の為に、レズビアンの属性に関する用語をご紹介していきます。

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【2】 レズビアンの属性に関する用語とは?

主に夜の営みにまつわる用語は、大きく分けて5つあります。それぞれの意味を解説していきます。

(1)タチ

「タチ」とは、夜の営みにおいてリードをする側を指します。夜の営みに関しては行わないカップルの方々もいらっしゃいますので、その場合はパートナーをデートの時やあらゆる面でリードすることが多い側と捉えて良いでしょう。

だからと言って全て「タチ」側任せという訳ではない場合もあります。リードする側ということから、男らしい服装を選ぶことが多いのかと思ってしまいがちですが、女性らしい服装を好むタチもいらっしゃいます。

また、「タチ」はゲイの方も使う用語です。

(2)ネコ

「ネコ」とは「タチ」と反対の立場となりますので、夜の営みにおいてリードされる側を指します。

夜の営みを行わないカップルの場合、「ネコ」だからといって全て「タチ」側のパートナーにリードを任せる方は少ない印象があります。同性同士のカップル故かと思われます。

「ネコ」の方もリードされる側だからといって、女性らしい服装を好む人ばかりかと思われることがありますが、ボーイッシュな服装を好む方もいらっしゃいます。こちらの「ネコ」もゲイの方が使う用語でもあります。

(3)リバ

「リバ」とは、夜の営みの際にリードする側もリードされる側にもなれることを指します。

属性が「リバーシブル」であるので「リバ」と称されます。相手に合わせて立場を変えることが出来る属性です。

夜の営みをしない場合には、特筆することはないのですが、その方の人柄によって普段はリードをする立場になったりならなかったりと変わることが多いのではないでしょうか。この後にご紹介する「~寄り」という単語とよく組み合わせられて使われる用語でもあります。

(4)バリ〜

時折、「バリタチ」や「バリネコ」といった属性を見かけるかもしれません。「バリ」という単語が付く場合には、その属性しか出来ないといった意味になります。

ですので「バリタチ」となれば、「ほぼタチしか出来ないのでネコになることは出来ない」といった意味になります。

このことから、「バリ」の付く方に別の属性を強要することは失礼になります。

(5)~寄り

属性を申告するのに「~寄り」といった表現をする方もいらっしゃいます。例えば「ネコ寄り」となると「自分はネコ寄りの属性」ということになります。

「~寄り」と使う場合には、まだ自分の属性はハッキリとしていないがこちらよりなのでは? という方が使う事が多いです。レズビアンであると自認をしていても、属性までハッキリと決めることは自認したばかりの方には難しいものです。

また、「タチ寄りのリバ」などの表現の仕方があります。それは「タチ寄りではあるが、ネコに回ることも出来る」といった意味になります。どちらかと言えば「~寄り」といった表現は「タチ寄りのリバ」といった使い方をすることが多い用語です。

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【3】 まとめ

今回はレズビアンの属性に関する用語についてご紹介をしました。

属性に関する用語はもっと細かくなると増えていきますが、基本的な用語はこの5つとなりますのでこちらを覚えておけば大体の用語を理解することが出来るかと思います。

そして最近レズビアンだと自認した方の手助けにもあるかと思いますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

(みなと/ライター)

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