生物学上女性のT…男性としか交際していない理由・付き合う時の感覚

トランスジェンダーの恋愛の感覚

生物学上は女性のトランスジェンダーです。私はバイセクシャルを自認していますが、これまで男性としか交際していません。

その理由と男性と交際しているときにどういう感覚で付き合っているかを解説します。

 

【1】生物学上女性のTだけど…今まで男性としか交際しなかった理由

私は女性のトランスジェンダーのバイセクシャルです。男性女性どちらも恋愛対象ですが、実は女性とお付き合いしたことがありません。

今ならもちろん理解していますが、大学に入ってLGBTという言葉を知るまで、ゲイ・レズビアンの方やバイセクシャルの方がこんなに多くいる事を全く知らなかったのです。

そのため、女性なら男性と、男性なら女性と付き合うのが「普通」だと思い込んでいたので、女性とはお付き合いをしませんでした。

 

【2】体は女性、心は男性…男性と付き合うときの感覚

心が男性だと男性同士と付き合っているのと相違ないと思いますが、体は女性なので相手とどのような交際をするのか疑問に思う人もいるかもしれません。

そこで、男性と付き合うときの様子をお話しします。

(1)女性らしく振舞うわけではない

心は男性でも体は女性…恋人の前で女性らしく振舞うかというと、そうではありません。むしろ堂々と自分らしく振舞っています。

私の恋人には、付き合う前の友人の時から、割と早い段階でカミングアウトをします。彼自身、カミングアウトする前から薄々気がついていたようでした。

ですから付き合う前も付き合った後も、お互い接し方は変わりません。自然体のまま付き合っています。これは人によるかもしれません。

(2)男同士だからこそ接しやすい

私にとって男性とお付き合いをするのは、単純に男性同士で仲良くしている感覚と同じです。もちろん相手への思いやりは忘れませんが、変に気を使う必要がありません。

男性口調で喋ってもいいし、無理におしとやかにならなくてもいいし、好きな洋ゲーの話をしてもいい。男物の服を着てもいい。

これは相手の理解があるから成り立っている事ですが、男同士であるからこそ、気を使わず好きな事をする事をしやすい・話しやすいと思います。

(3)その人自身を愛しているから違和感はない

結局のところ、その人自身を愛しているので、違和感もなにもありません。

恋人が男性でも女性でも、セクシャルマイノリティーで悩んでいる人であっても、その人自身を愛していることに変わりはありません。

性別がたまたま同性だった、異性だっただけであって、その人の性格だったり、話し方だったり、声だったり、仕草だったり…その人自身に魅かれたから、ただただ愛しているのです。

 

【3】まとめ

傷付く事もありますが、誰に何を言われようが自分は自分。自分の好きな洋服を着て、自分の好きな趣味を見つけて、自分らしい恋愛をして、自分を好きになれたら素敵ですよね。

LGBT当事者だけでなく、全ての人が自分らしく生きられたら良いなと思います。

(Shano編集部)

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