ライターの美佳です。恋愛をすると、「彼氏といつか結婚するのかな」なんて想像を膨らませる女子も多いのではないでしょうか。
ですが、彼の心の中でもしかしたら、「この子にプロポーズは無理だな」と結婚対象から降格、もしくは対象として見られていないこともあるのです。
私もその一人で、結婚適齢期にしてこっぴどく振られました。まあ「結婚してくれなきゃ別れる」と言った私が悪いです。今は旦那を見つけて幸せにしているので結果オーライですけれどね。
そんなしくじり恋愛をしないために、恋愛対象と結婚対象の違い、結婚対象から降格する瞬間、逆に結婚できてしまう女性のスペックをご紹介します。
【1】恋愛対象と結婚対象の違い 結婚対象になるには?
そもそも、男性は恋愛対象と結婚対象を分けて考える傾向にあります。ですから、初めから結婚相手としてはナシで、恋愛対象として付き合っているケースもあります。
具体的に男性が考えがちな“恋愛対象”と“結婚対象”の違いについて確認していきましょう。
(1)自由にさせてくれるか
結婚すればほぼずっといることになります。仕事から帰ってきたあとプライベートな時間を家で過ごすことがほとんどでしょう。
そのため、嫉妬や束縛が激しい女性に対しては、結婚後の生活を想像することができません。
一人の時間を満喫させてくれたり、ある程度自由に行動させてくれる女性との結婚を望むでしょう。
本当は彼女は嫌なはずで、なにひとつメリットがないことを自分がやろうとして、最大限に譲歩しようとする姿を見ると、結婚したいと思うこともあるようです。
(2)無償の愛をくれるか
恋と愛の違いは「無償かどうか」だと言われています。結婚すれば家族の一員となるわけですから、見返りを求められるのは違う…となるわけです。
では無償の愛とはなんなのでしょうか。まずは、相手を信頼し、相手に思いを注ぐことです。
その思いが相手の方が小さいのではないかと疑ったり、それによって「どうして」と思わなくなることです。 相手と誠実に向き合っていきましょう。
想像通りのことが起こらないとイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、人は思い通りにならないという一種の諦めも必要かもしれません。
(3)幸せなときではなく不幸なときを共にしたいか
もちろん幸せな時間を過ごすに越したことはありませんが、長い人生を送っていれば辛いことに立ち会う場面もあります。
そんなときにも寄り添って欲しいと思える相手は、結婚したい相手です。
逆に楽しいキラキラとした時間を過ごし、自分が不幸なときには近づけたくない相手、つまり楽しい面しか見たくない相手は恋愛止まりかもしれません。
同様に、自分が辛い場面では優しさを見せつつも、どこか踏み込まない部分を感じたり、他人事のような感覚があったりするかもしれません。
(4)パートナーとして恥ずかしくないか
恋愛でも言えることではあるのですが、パートナーは鏡です。
人は少なからず、恋人を見て選んだ人がどういう趣味や思考を持っているのかというバイアスで物事を見てしまうのです。
だから、結婚相手はより慎重に“パートナーとして恥ずかしくないか”という面が重視されます。
教養や最低限のマナー、言動など、彼が恥ずかしいと思っているものがないか見返してみてはいかがでしょうか。
(5)金銭感覚が合うか
結婚後に起こるトラブルで最も多いと考えられるのが金銭トラブルです。
結婚すれば共有財産になり、彼氏が稼いできたお金も、彼女が稼いできたお金も共同のものとして扱われます。
共に生計を立てていく一因となるからこそ、金銭感覚があっているか、散財癖はないか、あるならそのぶんのお金をフォローできるだけの稼ぎがあるのか…などあらゆる面を気にします。
普段のデートでの会計やプレゼント、身につけている洋服やバックなど、彼氏はあらゆる面から自分と金銭感覚がマッチして、安心して結婚生活は遅れるかチェックしているかもしれません。
【2】男性が暴露! 結婚対象から外した瞬間
中には、最初は結婚も想定していたけれど…というケースもあります。
では、実際に男性はどのような場面で彼女を結婚対象から外してしまうのでしょうか。男性たちに本音を伺っていきます。
(1)致命的に家事ができなすぎた
「付き合って3ヶ月くらいして、彼女の家に招待されました。“そういうこともあるのかも”と思って期待していったらドン引き。来客があるのはわかっているのに、洗い物が溜まっているんです。部屋の四隅にも埃が…慌てて掃除をしたのでしょうね。冷蔵庫にも冷凍食品がびっちりで、鮮度がすぐに下がる野菜やお肉が全く入っておらず、結婚したら苦労するな…と思いました。好きなので、恋愛していくぶんにはいいけれど、さりげなく『手料理食べてみたいな』など誘導してもかわされるので、将来性がないし、いつ見切りをつけようかと思っています。彼女が好きだから別れたくないけれど、結婚適齢期だし、別れを切り出してあげるのが優しさかなと。家事が好きな男性に出会えたらいいのかもしれませんね」(Sさん・28歳男性)
(2)アルバイトを転々としていると聞いて
「個人的に、申し訳ないけれど結婚できないな〜と思ったのが、学生時代の話を聞いたとき。彼女のアルバイトの話になって、全然“濃い”話が出てこないんです。こういうとんでもないお客さんにあってとか、同僚にこんな子がいて面白くて、とか。なんか違和感あるなと思って詳しく聞いてみると、バイトで嫌なことがるとすぐにやめてしまったり、サボりがちなせいでクビになって転々としていたことを知りました。長く働いても1ヶ月。ですが、大学生になってもほとんど働かず母親にお小遣いをねだることの方が多かったそう。内心『よく続いてるな』と思いながらも、就職して半年くらい経っていたので、今の正社員の仕事についても『今のところはあってるんだね』と反応すると、『実はやめたいんだよね』と。この子は将来も転々とするのだろうと思うと、僕が養っていく未来が見えて、それだと厳しいなと思ってしまいました」(Mさん・23歳男性)
(3)家族と関わろうとしない
「そろそろ結婚してもいいかな〜と思って、彼女を両親に合わせたときのこと。その実家は実家の招待に応じてくれたのですが、『なんか合わない』と。それ以降、僕の両親なんかが、『彼女と会いたい』といったり、『身内だけの忘年会があるから』とせっかく誘ってくれても、『いきたくない』の一点張だったりで、全く家族と関わってくれなくなりました。毎回僕が『忙しいみたい』と間を取り持つのですが、『あらそうなの、大変ね』と前年そうにする両親を見るとなんとも言えない気持ちになります。結婚すれば家族との関わり合いになるし、両親も薄々彼女が来る気がないことを感じ取っていると思うので、結婚が遠のいたな…と感じています。このままなら結婚はまず無理でしょうね。やっぱり、一家の一員として自立するので、僕は個人間だけではなく、家族としての関わりを重視します」(Oさん・30歳男性)
【3】文句なし? すぐにでも結婚できる彼女のスペック
彼女のスペックがカバーするというケースもあるようです。「すぐにでも結婚できる!」と男子が思ってしまうような彼女とは?
(1)ひと一人くらい養える力がある
「別にヒモになりたいとか、そういうわけじゃありません。でも、男性が結婚する上で多く悩むのは金銭の問題です。特に最近は不況ですから、結婚適齢期だと言われていても、満足に稼げないことなんてザラです。男性のプライド次第かもしれませんが、もし彼女がそこをカバーできるだけの稼ぎがあるなら、別に今すぐにでも結婚していいと思います。現状、僕一人なら生活できているわけですから、彼女自身と子ども1人を養えるくらいの力があれば大満足です。僕も彼女に追いつけるよう頑張ります」(Iさん・28歳男性)
(2)全てを包み込み仕事に送り出せる母性
「仕事に手がつかなくなったり、やる気が出なかったり…その多くの要因はストレスなんですよね。ストレスは体を蝕みます。だから、僕がちょっと参り始めたころに気づいて『なにかあったの?』って聞いたり、何も聞かずに包み込んでくれたり。帰って来ると優しく包み込んでくれて、温かい飲み物を入れて疲れを癒してくれたり。そんな母性溢れたひとなら、『頑張ろう』と思って結婚できる、できるだけの稼ぎができるようになると思います」(Hさん・27歳男性)
【4】まとめ
彼がプロポーズしてくれない…そんなとき、もしかしたらあなた自身にも課題があるのかもしれません。
一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。
(美佳/ライター)
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