性転換手術をしようと思った場合に、どういう方法があるのでしょうか。
会社が理解を示して、手術休暇をくれるところは少ないですよね……。現時点でできる可能性をご紹介します。
【1】性転換は現実的に難しい?
性転換手術は、実のところかなり難しいです。
というのも、結構お金が必要だから若いうちは難しいし、かといって仕事に勤めていると、その会社を休んで…ということがなかなか難しいからです。
そこで、なかなか難しい現状で、今はどういう選択肢があるのか確認していきましょう。
【2】性転換のために休む際の方法
性転換はなかなか難しいのが現状です。ですが、するとすればどのような方法があるのでしょうか。考えてみたいと思います。
(1)有給を使う
まだあまり浸透されていないので、おそらく長期的に休むのは難しいかと思います。
しかし有給休暇を使えばなんとかすることもできます。
その会社の規則にもよりますが、使っていなかった有給を溜め続ければ後に一気に使うことができますよね。
(2)休職する
怪我や病気で休む場合診断書必須です。「性同一性障害」の診断書をもらえば、少しは休みやすくなるかもしれませんね。
休職に関して、会社側が決めているものなので法律的には関係ありません。会社が承認してくれるかどうかについては、もしかすれば会社次第なのかもしれません。
また性転換手術を受ける診断書で傷病手当金を申請する際、「労務不能」と診断さればお金をもらうことが可能です。
おそらくですが、現時点での金銭的支援というと、会社の傷病手当金しかないかと思います。
(3)休職で診断書が提出できなかった場合は相談してみる
どうしても長い年月の休職が難しい場合に、相談してみましょう。
どのような判断がなされるかは未知数ですが、もしかすれば「来年なら」「1ヶ月だけならとりあえず」など、何らかの代案が出るかもしれません。
相談に応じてくれそうな場合には、会社と自分の折り合いのつくところを探してみましょう。
(4)金銭面的に余裕がある人は転職を前提に退職
おそらく最も多い方法になると思いますが、まずはある程度の貯金をして、転職を前提として会社を退職するのも方法です。
退職した後に手術に行き、手術が終わってから転職することになります。
ですが、ブランクが空いた上で、また転職できるかという点は、気にしなくてはならないところかもしれません。
【3】まとめ
要するに、どんな会社で働いているかです。もしかしたら会社が支援してくれるかもしれないし、社長が自ら支援してくれるかもしれない。(まあ、よっぽどいい人ですよね……)
あとは仕事をしなくてもいい程度の貯金ができているかどうかですね。人生計画を立てて、手術に望むべきだと思います。
(ツバサ/ライター)
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