トランスだから手術したい…男性化・女性化する具体的な方法や流れ

トランスジェンダーの手術の流れ

どうしてもこの体で生きていくのが辛いと感じたトランスジェンダー。それを改善知る方法はたった1つ。「性別適合手術」です。

女性化・男性化それぞれに分けてご紹介します。

 

【1】MtF(女性)化する方法

生物学的には男性だけれど、本当の意味で女性になりたい…そう思った人は手術を検討するでしょう。

方法を解説していきます。

(1)乳房形成(ちぶさけいせい)

女性は大人になると胸って膨らみますよね。その女性らしい胸をつくり出すための手術です。

中には女性ホルモン投与だけで膨らむ方もいます。

(2)精巣切除(せいそうせつじょ)

性転換をする際に、戸籍も変更したいとなるとこれは絶対条件になっております。

要は生殖機能を持っていないことが要件になっているためです。これは精子を作りだす精巣を取り除く手術です。

(3)陰茎切除(いんけいせつじょ)

こちらも戸籍変更する際に絶対条件となっております。

女性になるためには、性器の外観を整える必要があります。なので男性の性器を切除する手術になっております。

(4)膣形成(ちつけいせい)

こちらは戸籍変更する際に必須な条件ではないので、身体にも金銭面的にも負担をかけたくないという人は手術をしないという選択肢もあります。

膣形成は身体に穴を開ける手術になっており、大きな負担もかかります。ですが、性行為をしたいという人は手術する必要があります。

(5)外陰部形成(がいいんぶけいせい)

女性器の外観の部分を作ります。

どうやってつくのかというと、大体は自分の身体の一部から形成します。

 

【2】FtM(男性)化する方法

逆に、生物学的には女性だけれど、男性になりたい…その場合の手術方法をご紹介します。

(1)乳腺摘出(にゅうせんてきしゅつ)

男性のような平らな胸に近づけるために、胸の乳腺を摘出する手術です。

一番気になるところですよね。胸の膨らみって……。

(2)子宮卵巣摘出(しきゅうらんそうてきしゅつ)

こちらは戸籍変更する際に、生殖機能がないということが条件となるため子宮と卵巣の摘出が必須となります。

摘出した際に起こる変化は月経がなくなります。女性ホルモンの分泌もなくなります。

(3)膣閉鎖(ちつへいさ)

膣の粘膜を切除します。

そして膣を縫合して閉鎖する手術です。

(4)尿道延長(にょうどうえんちょう)

男性のように立って排尿ができるようにするための手術です。

尿道の長さを伸ばし、下向きになっている尿道を前向きへ変えていきます。

(5)陰嚢形成(いんのうけいせい)

陰嚢とは睾丸または副睾丸を入れている袋状のものです。

これは人工睾丸を用いて陰嚢を形成します。

(6)陰茎形成(いんけいけいせい)

男性器をつくる手術になっております。

大体が自分の腕、太ももなどの皮膚から形成しております。

 

【3】まとめ

大まかな流れについてご説明しました。戸籍も変更したい方は摘出必須なとこを必ずしてください。2018年4月から性別適合手術は医療保険適用とされました。つまり特殊な手術かもしれませんが、3割負担になりますね。

しかし手術を受ける前にほとんどの人が「ホルモン治療」を始めると思いますが、これは保険対象外となっており自由診療になります。よって保険が適用とされる治療と適用されない自由診療を行なった場合、保険が適用とされるまでは自由診療とみなされ10割負担になるということです。ですから、基本的には保険適用外になります。

また、人によっては体の作りだけでなく声の手術をされる方もいるでしょう。どうしても手術をして変わりたい!という方はお金を貯め新しい自分を生み出すために日々戦い頑張っていると思います。

(ツバサ/ライター)

記事を拡散する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です