トランスジェンダーも男女で反応に差がある? MtFの当たりが強い理由

多様性が言われLGBTQが浸透してきたとはいえ、まだまだトランスジェンダーは生きづらさを感じています。

とりわけMtFは深刻だと感じます。その理由についてお話しします。

 

【1】日本社会においてのMtFとFtM

心と身体の性が一致しないトランスジェンダー。LGBTQが日本社会に浸透してきたとはいえ、まだまだ封鎖的です。

そのため、生活や精神的な面で辛い思いをすることも多いです。

それが手術をせず、心と身体の性が異なった人の場合、トランスジェンダーとは気付きにくいため、周りからの反応は男女で異なる様です。

 

【2】MtFが抱えている生きづらさ

とりわけ、FtMよりもMtFの方が当たりが強いようです。実際の苦労をご紹介します。

(1)MtFにおけるファッションの悩み

MtFの場合、日常生活におて困るのは洋服。

可愛いスカートやワンピースが着たくても、身体のサイズに合わない。周りの目が痛い。メイクをしたくても友達に引かれた、会社やバイト先に男だからという理由でメイクを断られた等。

女性の場合、スカートでもパンツスタイルでも周りから何も言われないし、社会的にも不自然な目を向けられることはありませんし、化粧をしてもしなくてもとやかく言われることはないですよね。

(2)“女性”って働きずらい

現在の日本社会は、明らかに女性が働きずらい社会です。そのための改善策を打ち出している企業もありますが、なかなか改善しないのが現状。

社員がほぼ男性という会社も少なくなく、男性社会に飛び込む女性そしてMtFが精神的に辛い思いをすることも多いようです。

また職種的に男性じゃないといけない、女性じゃないといけない…といった偏りがあるのも事実です。自分らしく生きたいのに、思わぬところで辛い思いをするのは不本意ですよね。

(3)“男性”に向けられる性的面での厳しさ

男性への性的な面での視線は厳しいですよね。私の友人(MtF)に起こった出来事を例にお話します。

友人は同級生に対して髪色やメイク、ネイルが素敵だと褒め、どこのコスメを使っているのか質問したそうです。しかし相手はこれを不快に思ったらしく、セクハラだと訴えてきたのだそうです。

友人は普段から身なりを気にしており、メイクやファッションにも詳しかったのですが、男性的な見た目をしていたため、「男性からそんな話をされるのは嫌」と嫌がられてしまったそうです。その話を聞いた時、言葉を失いました。

“男性だから”という一方的な押し付けで、セクハラ扱いされるのは悲しいです。友人は女の子として話をしたかったのだと思います。

 

【3】まとめ

FtM MtFの方達が直面している現状は厳しいものです。理解者は増えてきてはいるものの、日本社会で生活していると、どうしても不自由な思いをすることは多いです。

もっと多くの人に、トランスジェンダーへの理解が広まることを願っています。

(摂津美葉/ライター)

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