女性が「彼女という存在がいるのにどうして?」と思ってしまうことが多い性癖の一つに、スワッピングやNTRというジャンルがあります。どういった魅力や興奮の要素があるのでしょうか。男性の1人として心理を解説します。
【1】スワッピングやNTRの需要は? 相性で離婚の原因にも
アダルトな物を見るときには様々なジャンルがあります。例えば女子高生のコスプレなどであれば、当時の青春を味わうことができる、当時彼女ができたらこんな感じなのだろうと想像をつけることができます。でもジャンルの幅は広く、あまり理解できないと感じるものがありますよね。
その中の1つがスワッピングであったりNTRという要素です。この2つというのは、彼女や婚約者がいるにも関わらず、他の人とエッチをしてそれを見られる、見るというようなものです。
このように聞くと女性からすると「彼女という存在がいるのにどうして?」と感じるような人もいますが、中にはその方が興奮をするというような人もいるのです。性癖は相性としか言えず、彼の心理を理解し尊重したり代案を考えたりして歩み寄っていく方法がある一方で、離婚の原因になってしまうこともあります……。
【2】性癖の歪みなの? 自己分析にも役立つ男性の心理
彼女以外とエッチする作品を見たりする男性の心理というのは様々なものが挙げられます。自己分析や、NTRやスワッピングを求められる彼女側の疑問などそれぞれの立場があると思いますが、多くある願望について説明します。
(1)彼女のことを実際に誰か寝取って欲しい
彼女のことを実際に誰か寝取って欲しいという気持ちがある可能性があります。NTRやスワッピングというのは、他の人としている所を見られる、または本人がすることで興奮を覚えるというようなジャンルです。
彼女のことを実際に誰か寝とって欲しいという気持ちがあってこのような作品を見る人もいるのではないかと思います。取られることによる嫉妬心で愛を確認したり、鬱勃起がクセになっていたりなどです。
(2)第3者目線で見たい
また実際に彼女がエッチをしているのを第三者から見たいという願望もあるでしょう。
エッチをする時はどうしても主観的な位置でしか見ることができませんが、彼女が乱れる様をしっかり見たいと感じてしまう人もいます。
(3)浮気している気分や嫉妬されたい願望
自分自身が他の人としているのを想像するからというのもあります。簡単に言うと誰かの彼女を寝取りたいというようなことです。
NTRやスワッピングというのは相手がいないと意味がないですよね。浮気をしている気分というのは興奮を覚えたり、逆に嫉妬されたいという気持ちから興奮してしまうケースもあります。
(4)複数プレイが好き
単純に複数でするのが好きだという人も見る傾向があります。寝取られそのまま彼女も参加する、なんていうようなこともありますよね。
男性からするとそれに興奮を覚えるような人もいて、ハーレム状態であったり、複数を楽しみたいと感じているかもしれません。
(5)寝取られることはごく自然?
モテる人が純愛物やナンパ物などを見て自然に妄想するのと同じように、これまであまりモテなかった人は、片思いをしていた人が他の相手に取られていく(カップル成立する)のを見守り続ける経験をすることが多いです。
彼らにとって、それが当たり前だからこそ「寝取られる」というのは想像しやすく、日常の延長としての性的コンテンツになりえます。
(6)自分が一番感じさせられる
カップルやセフレなどであれば、お互いのことをよく知り尽くしています。他の人とエッチしたときに、「彼じゃないとイケない……」と思えば、彼のことを心も体もより好きになってしまうことでしょう。
自分のときの方が気持ち良さそうだと思えば、エッチの自信もつきます。自信をつけるために再確認したいのかもしれません。
(7)Mプレイ
「自分のことならなんでも言うことを聞く」というシチュエーションに興奮し、支配欲を満たす男性は少なくありません。女性のM気質が強ければ、Mプレイの一環で「他の男として」という“命令”をし、従う様子を見て見たいと思うことがあります。
一方で、「彼氏(ご主人様)とでないと恥ずかしいことは嫌」という発言も、信頼感があるようで嬉しくなる人もいます。
【3】精神疾患ってなに? “歪み”を無理に治すのはNG
NTRやスワッピングなど、アダルトなジャンルというのは様々ありますが、実際に気になる場合は聞いてみると良いかもしれません。性の関係も相性というものがあるので、もし自分自身もその願望があるのであれば打ち明けてみると良いでしょう。
逆に自分自身の性癖で悩んでいる人は、「歪みを治そう」と思ってしまうかもしれません。ですが、多様性がある中で“歪み”ってなんなのでしょう。
よく“精神疾患”のようにいう人がいますが、性癖は人の生育環境や好みなどにより決まっていくもので、なにかをきっかけに変化することがあっても無理に変えられるものではありません。どうしても悩んでいるならカウンセラーを頼る方法も喘いますが、素人が無理に変えようとするのは辞めたほうが良いでしょう。
(MAGI/ライター)
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