ゲイ必見! ハッテン場での出会いは恋愛にまで「発展」するのか

恋愛対象以外にしかエッチしてはいけない?

人の恋の形はみんな違う……。

マイノリティなセクシャル「LGBTQIA+」に迫る本企画。

今回はその中でも「G」に当たるゲイの人が利用することもあるハッテン場について、恋愛に発展するかどうかに注目してご説明します。

 

【1】ハッテン場とは? 

みなさんは「ハッテン場」という言葉をご存知でしょうか。

ハッテン場の「ハッテン」は、もともとは「発展」という言葉から来ているのですが、表記は「ハッテン場」となることが多いです。その理由については、明確にわかっていません。

この場はどのような場かというと、簡単に説明すれば「男の人同士がエッチのために集まる場所」のことを指します。英語ではこのような場所をしばしば「クルージングスペース」と呼びますが、日本ではこれよりも「ハッテン場」という言葉の方が浸透度は高そうに思います。

聞いたことがある人は、なんとなく最近LGBTが言われるようになってできたものだと思われることが多いと考えられますが、実は、昭和以前から存在しているものなのです。

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【2】タイプは二種類存在する

日本における「ハッテン場」は大きく2種類に分けることができると思います。

それについて、まずはご解説いたしましょう。

(1)公共の場を勝手に利用しているケース

1つ目は、「新宿駅○○口の男性トイレ」とか「渋谷の○○公園のトイレ」とか、そのほとんどがトイレになります。

言い方が悪くなってしまうのですが、不特定多数の人が利用する場所をゲイの人たちが勝手に使っていることがあるということです。

これらの場は、誰かがそのように呼んでるだけであって、いつもゲイの人が出入りするのかと聞かれるとそうとも限りませんが、ゲイ専用の掲示板でしばしば「〇月〇日〇時に、△△で会いましょう」というような書き込みがされ、うまくいけばお互いが会って、関係を結ぶなんてことはざらにあります。

(2)お金を支払う専用施設

これとは異なり、もう1つのハッテン場は、いわゆる営利目的でお金を支払って、男同士でエッチをするために作られた専用施設のことを指します。

東京都だと、新宿や渋谷、さらには上野など、そのほとんどが都心にありますが、ネットで調べると簡単に出てきます。  

そういうことをする場所なので、設備は整っています。施設は実に多様なので、趣向などに合わせて選択すると良いでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1991年東京生まれ。23歳の夏にゲイであることに気づき、以来さまざまな活動に参加している。将来の夢はパートナーと共につつましく生活を送ること。趣味はダンス、中国語、読書、ドライブなど。最近は断捨離にハマりすぎた挙句、家の鍵を紛失してしまう。座右の銘は「ケセラセラ」。