日常にヒントも…ビアンと自認した私から自分のセクマイを探す人達へ

「お母さん、普通ってなぁに?」

それは、私がまだ幼い頃に頭をよぎった疑問でした。

現在はレズビアンと自認する私が、異性恋愛をしなければならないことを幼少期に感じていた話をしていきます。

 

【1】幼少期から「なぜ女性は男性を好きになるのが普通か」疑問

自己紹介をしましょう。私は22歳の女性。そしてセクシュアルマイノリティの内の一つ、レズビアンの一人です。

そんな私はごく小さな子供の頃から「なぜ女性は男性を好きになるのが普通なのか」をずっと疑問に思っていました。

いや、それは人間としての本能で……とか。男女が繋がり子孫を授かって、次の世代に繋げなければならないから…とか。

理由はいくらでも出てくる事でしょう。それでも子供の頃の私は納得が行かなかったのです。

 

【2】小学生のおませな恋愛話についていけない

記憶の糸は小学生の頃まで手繰ります。

小学生の女の子。おませなお年頃ですよね。そんなおませさん達は、好きな男の子のお話に花を咲かせます。時にひそひそ声で、時にきゃあと声を上げて。

「私は隣のクラスの××くん」「実は私、××先生が好きなの」でも私は、そんな華やかな世界がまったく理解出来なかった。

男の子を好きだと、または魅力的と感じた事が無かったんです。

私は好きだと思えないのに、みんな男の子の話ばっかり。「将来は結婚をして子供を産むのが幸せなの?私には分からないよ。普通ってなぁに?」母にそう訊ねてみたら、「大きくなったら分かるわよ」と頭を撫でられました。

 

【3】高校生のときに女性を好きに

そして、その答えが分かるときが来ました。

高校生の頃、初めて私にときめきをくれた人が現れたのです。そのときめきの正体はさておいて、私は確かにその人に想いを寄せていました。

そして、これを読んで下さっている貴方はお察しでしょうか?

私にとって初めての「好きな人」は、女性でした。答えは私の中にあったんです。母はそれを認めてくれ、「好きな人と良い恋愛をしなさいよ」と背中を叩いてくれました。

 

【4】マイノリティはゆっくり探せばい

その後も自分のセクシュアリティと向き合いながら、こうなんじゃないかと考え巡らせ答えを探す日々です。

今、自分の性的指向について悩んでいる人、気付いていない人。様々だと思います。

しかし、焦る必要はありません。答えが見つかる日はまだ遠いかもしれないし、案外近いかもしれませんよ。ゆっくり探していきましょう。

どうしても、自分の恋のカタチが欲しいという人は、性的指向を探している状態の人々を示す「クエスチョニング」という性的指向もありますよ!

 

【5】まとめ

恋愛や性的趣向は様々にあります。

今を生きる全ての人が どうか世論に惑わされず自分の答えを見つけて、幸せに自分の道を歩めますように……。

(KEI/ライター)

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