セクシャルマイノリティをカミングアウトしやすい世の中になったとはいえ、やはり当事者とはなかなか出会いにくい現状です。
SNSで出会いを見つける方が、効率よく恋人を見つけることができるでしょう。出会い方と注意点をご説明します。
【1】 SNSを使うレズビアンの出会い方とは?
レズビアンの方が恋人候補や同じレズビアンの友人を探すのに、ビアンバーに足を運んだりレズビアン専用のアプリを使ったり、ビアンイベントに行ったりと様々な方法があります。
その中でも手軽に恋人候補や友人を探すのに使えるのはSNSです。
今回は、SNSを使ったレズビアンの方との出会いのノウハウとそれに伴う注意点についてご紹介します。
【2】 SNSを使った出会い方と注意点
SNSで出会いを探すのはとても便利ですが、一歩間違えると面倒なことになってしまいます。
そこで、SNSでの出会い方とともに注意点をご紹介します。
(1) セクシャルマイノリティの方同士で繋がるハッシュタグを活用する
ハッシュタグを利用できるSNSでは、「LGBTさんとつながりたい」や「レズビアンさんとつながりたい」といったセクシャルマイノリティの方同士を繋げるハッシュタグがあります。ハッシュタグは様々ありますので、まずは検索をしてみてハッシュタグを使う方々の雰囲気や自分に向いていそうなハッシュタグを使うと良いでしょう。
ただし、ハッシュタグを使うとカミングアウトをしていない場合は思わぬ人にバレてしまう可能性がありますので、セクシャルマイノリティ専用のアカウントを作ってからハッシュタグを使う事をオススメします。
そして、ハッシュタグを使う人の中に良いなと思う方が居ても使っているハッシュタグの種類とその方のアカウントの投稿を確認してから繋がることをオススメします。
ハッシュタグは一度に数個使う事が出来るのが多いですが、セクシャルマイノリティ関係の他に「病み垢さんとつながりたい」や「依存させてくれる人とつながりたい」といったタグと併用して投稿している方が意外と多いものです。ご自身の好みがそういう方なら問題ないでしょうが、いわゆるメンヘラな方が苦手な場合は避けた方が良いでしょう。
そういうタグを使っていない方でも、一度その人のアカウントを見て人柄を把握した方が良いでしょう。
(2) 自撮り写真を載せると出会いやすい傾向がある
前の項目のハッシュタグを使ったりする際に、自撮り写真を一緒に投稿すると他の方から繋がるアクションや自分から申請にいっても繋がりやすくなる傾向があります。
ですが、自撮り写真は重要な個人情報でもあります。投稿する際には加工アプリやスタンプ機能などで顔全体が分からないように加工をしてから投稿するようにしましょう。
そして、他の方の自撮り写真をご本人であると鵜呑みにしないように意識するのも大切です。中には他人の自撮り写真を使って投稿する悪質な人も居ます。繋がった後、相手と顔全体が分かる写真を交換する機会があるかもしれません。その際には、お互いにポーズ指定など自分で撮った本人であることが証明できるようにすることをオススメします。
(3) プロフィールと投稿文を充実させる
ただ単にハッシュタグを使うだけでは自分の属性や性指向が相手に伝わりません。
ハッシュタグを使う投稿文やアカウントのプロフィールに自分の性指向、レズビアンとしての属性(タチやネコなど)や趣味など個人特定にならない程度の自分の情報を一緒に載せることで人柄が分かりやすくなり出会いやすくなります。友人探しであれば属性はさほど重要ではありませんが、恋人候補を探す場合には属性が重要な情報となります。
オフ会を検討に入れているのであれば、住んでいる地域を大まかに書いておくと良いかもしれません。その際にはあくまでも地域の情報は大まかに、例えば関東や関西といった感じにしましょう。
【3】 まとめ
SNSでレズビアンの方と出会う為のノウハウと注意点について3つご紹介しました。
レズビアンの方と出会う為には自分のアピールポイントをしっかりと載せることが重要となります。そして、逆に自分から繋がりたいという方が見つかった場合には、アピールポイントと人柄をしっかりと見極めることが大切です。
アピールポイントや自撮り写真は個人情報となりうるので、しっかりと自衛をすることが大切となります。注意点に気を付けながらSNSで出会いを探してみるのも交友関係が広まるきっかけとなるでしょう。
(みなと/ライター)
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