多くのトランスジェンダーにとって恐ろしいのは、友達や家族に公言したときの反応の変化ではないでしょうか。
そこで、私や周りの経験をご紹介します。
【1】見た目がボーイッシュだから? トランスと思われた私
私の場合は、変わったというか…見た目がボーイッシュなので、もう最初から友達の質問が「彼女いないの?」だったんですよ。だから、もちろん公言もちゃんとしています。
自分データの経験だと、圧倒的にボーイッシュな見た目でセクマイ(レズビアンもしくはトランスジェンダー)を判断しているのは女性が多かったですね。
男性は、たとえ男っぽくとも、なんとなしに気を使ってくれているような……。または本心で「彼氏いないの?」と聞いてくれているかのどちらかでしたね。
【2】友達の態度はトランスを公言しても変わらない
私はトランスなんだよねきっと。と公言したからといって周りの態度や反応、言動に特別変化は感じられませんでした。いつも通りのあなたはあなた。という感じで今までと変わりなく接してくれています。
強いていうなら、一緒に買い物に行った時に、「メンズもみようよ!」と言ってくれるようになりましたね!
メンズだと上の服はSサイズでちょうどいいんですが、パンツ(ズボン)となると、少し大きくてパンツはレディースを選んだりするので、友達との買い物が楽しめるのは変わりないですね。付き合ってはなく、友達なんですがカップル感覚で買い物ができてとても楽しいです。
【3】周りも男目線で話してくれるように…
これは友達、家族、職場の人で共通する変化なんですが、例えば街を歩いていたり、お客様だったり、可愛い子や、美人な人を見かけると「あの子どう!?あの子可愛くない!?」という質問を受けるようになりましたね。
私だけではなく、周りの人も一緒に男目線になってくれていました……。
トランス側からしたら、親身になってくれていることがすごく嬉しいですよね。要は将来のお嫁さん探しを一緒にしてくれているということなんですから。
【4】まとめ
私の場合、幸いなことに公言したからといって避けられる、悪口言われる、嫌なことされるなどは一切ありませんでした。むしろ逆です。力になってくれます。
公言してこのようなことをされるのであれば、もうそれは友達ではないと思っていいでしょう。
ですが、個人の感覚としては、80%の人間が味方になってくれると思います。何も恐れず、自分らしく生きていきましょう!
(ツバサ/ライター)
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