サピオセクシャルは女性のイメージが強いようですが、男性ももちろんいます。
そこで、サピオセクシャル男子の簡単診断テストを作成しました。
【1】サピオセクシャル男子「肉体って、単なる脳の入れ物でしょ?」
サピオセクシャルとは、「外見に囚われず、相手の知性に魅力を感じる」性的指向です。外見に囚われないため、性別やジェンダー、肌の色、年齢などに関わらず、知性を感じれば恋に落ちてしまいます。
従来の悪しきジェンダー観には、“男性=知性、女性=肉体”という差別的偏見と、異性愛主義が強くあります。
そのような古いジェンダー観ゆえに、サピオセクシャル=女性というイメージが強いですが、勿論サピオセクシャル男子も存在します。
【2】サピオセクシャル男子の診断テスト
では、サピオセクシャル男子とは、どのような人を言うのでしょうか。特徴を5つピックアップします。
(1)グラビアアイドルに魅力を感じない
知性を感じるまで、なかなか恋愛スイッチの入らない彼らは、グラビアアイドルやセクシーな男性アスリートを見ても賢者モードのままです。
「タレントの顔、皆同じに見える」「水着きてて寒そう・・可哀想」「ボディービルダーの筋肉見てたら、人体解剖図思い出しちゃった」と言うような感想を抱くことが多いです。
ですがもちろん、そのグラビアアイドルがとても知的な人だったとわかると突然雷に打たれたように恋愛モードに入ります。
(2)個性的なファッションセンスの持ち主に惹かれる
ミニスカとかスーツ姿にいまいち反応しないため、特にファッションに何も興味がないように見えます。
しかし、知能知性の高さがうかがえるファッションセンスの持ち主に出会った途端、目の色が恋愛モードに変わります。
IQの高い人には個性的なファッションセンスの持ち主が少なくありません。アート的才能がある方であれば特に個性的なファッションだと思います。
(3)学問する女性を心から応援する
日本では今でも、学問を愛する女性に対して「可愛くない」「生意気」「色気がない」「女として〜」と文句をいう人たちが大勢います。サピオセクシャル男子は、それらの言葉が全く「理解できない」ようです。
人道的に問題がある以前に、全く共感も理解もできず眉間にシワを寄せて困った反応を見せます。サピオセクシャルは学問する賢い人たちが大好きなのです。
そのため日本社会が学問する女性に厳しくとも、その空気に流されません。サピオセクシャル男子は心から学問する女性を応援しています。
(4)議論して、「自分に勝つ強い相手」に惚れてしまう
サピオセクシャルカップルは、ディベートが大好き。周囲からすると「あいつら仕事中なの?」と見えていても、実はいちゃついていただけということがあります。
ディベートが好きと言っても、自分が勝ってしまう弱い相手には魅力を感じません。
自分より賢い相手を好きになるので、ディベートで自分より能力の高い相手に惚れてしまうのが特徴です。
(5)惚れにくく恋愛対象が縛られない
男女に言えることですが、サピオセクシャルは高IQと分からないと恋に落ちないので、惚れにくいと言えます。
また、人種や思想などによって、恋愛対象が縛られることがありません。
男女に共通することについて詳細は、別の診断テストで記載していますので、ご興味があれば参照ください。
【3】まとめ
サピオセクシャルは以前から存在しましたが、言語化されたのはここ最近というまだ新しい性的指向です。
英語・フランス語その他の言語で調べても、「サピオセクシャル=ヘテロセクシャル女性」のイメージが強く、これはいけないなと思いサピオセクシャル男性について描いてみました。
サピオセクシャルの皆様が自分らしく過ごせて恋が上手くいきますことを願っています。
(LIE/ライター)
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