お金に余裕があってもなくても…割り勘にこだわる彼氏・彼女の事情

お金に余裕があっても…割り勘にこだわる彼氏・彼女の事情

カップル間で多く問題になる割り勘。多くお金を持っていても割り勘にこだわって多く払ってもらえないことや、逆にお金を持っていないから払いたいと思うのに断られることがあります。それぞれの立場から割り勘にこだわる心理を解説。割り勘で支払いたい場合の対処法まで踏み込んでいきます。

【1】なぜ多く払ってくれないの? 割り勘にこだわる男女の理由・心理

男女カップル間の出費の分配は命題です。カップルによって様々な考えがあり、中には、お金を持っていても多めに払わずに割り勘にこだわったり、逆に収入が少なくても割り勘にしたいと頑張る人などもいます。

高収入な方が多く出すだろう、男性の方が多く出すだろうと思っている場合に、驚くこともあるかもしれません。割り勘にこだわる男女の心理を見ていきましょう。

(1)対等な関係でいたい

「本当は彼はご馳走してくれるといっているのですが、カップルだからこそ嫌なんです。なんか、払っている側が上みたいになってしまうのが嫌で。対等な関係でいたいという気持ちが強いんです。

奢ってやったんだからどうのこうのとか、そういうことになりたくありません。彼氏との関係においては、付き合ってあげるという感覚もないので、そこはきっちりしています。変なオヤジとかなら、奢らせますけれど(笑)」(Sさん/33歳女性)

(2)自立した関係でいたい

「私は、年上の彼氏であっても完全割り勘でいたいタイプですね。というのも、将来的に結婚しても子どもは持ちたくないからなんです。持ち家にも興味がないので、できればずっと賃貸マンションで夫婦ふたり、DINKSとして暮らしたい。

高額ローンを組むようなこともないし、おこづかい制とかではなく自分の収入は自分のものとして使いたい。私は飽きっぽくて、なおかつひとりが好きなタイプなので、縛られたくないんです。だから普段のお付き合いから基本割り勘をつらぬいているんですよね」(Iさん/45歳女性)

(3)男性が無理をする必要がない

「割り勘文化はアジアでも日本だけの風習です。日本は、相手(女性)を巡って争うライバルの数が少ないため、男性が無理する必要がないし割り勘でいられるという事情があります。女性に多額のお金を送ったりプレゼントを送る地域は女性の数が男性の数と比較して少なく、女性の競走倍率が激しい地域です。

そのような地域ではライバルに一歩でも差をつけるためにお金を惜しまないようになります。親が息子の婚活費用に1000万円貯金する家庭もあるほどです。日本も女性不足が激しくなってきましたが、ライバルがまだ少ないのでしょう。男性側がまだ割り勘にする余裕があります。男女平等が言われている中で、男性が奢るという固定観念も、古いのではないかと思っています」(Yさん/40歳女性)

(4)結婚後の生活をイメージしたい

「婚活で出会った彼女なので、あえて割り勘です。割り勘にすることで、『これはちょっと高いから出したくない』とか、相手の金銭感覚が見えますので。

もし結婚して夫婦生活を送ることになったとき、どういうところにお金をかけて、どういうところで節約するのか知っておきたいですよね。散財癖があっても困りますし」(Gさん/35歳男性)

(5)男性のメンツを立てたい

「私の方が収入があるので、全然奢っても構いません。でも、ダサいって周りに思われたらあれだし、彼も『男なのに奢られるなんて』って思ってしまうタイプっぽいからと、割り勘です。

奢る気でいたようですが、無理に奢ってもらってカツカツなデートをするより、割り勘でちょっとでもいいデートをしたいんですよね」(Hさん・35歳女性)

【2】彼と自分と給料が合わなすぎてつらい…割り勘で支払う場合の対処法

といっても、カップル間で給料事情に大きな開きがあると、給料が少ない方に合わせた付き合いになります。

「本当はいいレストランに行きたい」「旅行に行きたい」など、生活レベルが合わずに辛くなってしまうこともあるのではないでしょうか。 割り勘を貫きたい思いがあっても、辛さを感じている場合に、どうすれば良いでしょうか。

(1)自分が高収入の場合

プライド傷つけず彼氏の負担を少なく

「どうしても欲しいもの、行きたい場所だけ『付き合ってもらう』という形で割り勘で亡くしています。彼氏もプライドがあるのでそれを傷つけないように私が多く払うようにしています。

例えば飲みに行けば『ここは私が払うからマンションで飲み直す時のお酒とおつまみ買ってくれる?』とか、『どうしても行きたくて、だから付き合って?』とか。そうやって彼氏の負担を少なくするようにしています。彼が世間の目だけ気にしているタイプなら、デート用の共用財布を用意してもいいと思いますよ。持ち逃げされないように、多くは入れないように」(Aさん/30歳女性)

奢られるケースも考えて計算

「今の時代、高収入な女性も多いからこんな悩みを抱えている人はたくさんいるでしょうね。特に私のように40オーバーにもなると役職もついて、彼氏より年収が高いことも。婚活市場ではやっぱりちょっと気が引けてしまいますし、逆にヒモになる恐れだって。

だからデートのときにはお店選びも普段自分で行くよりは少しお手頃なところをチョイスしますし、支払いをするときにはできるだけ軽い感じで割り勘をお願いします。気を使わせないように、もしおごりになっても向こうの負担になりすぎないように。かなり気は使いますねぇ」(Iさん/47歳女性)

高い遊びは友達と

「女性の方が収入があるという場合、相手に合わせて辛いということもありますね。金銭感覚に限らず、普段仕事でストレスがたまってるのに、彼と共に過ごす時に羽を伸ばせない苦しさがあります。それは一生続くと思います。

解決策としては、自分の収入に見合ったストレス発散をしたい時は、同じ金銭感覚の友人と思いっきり遊ぶという方法があります。彼に求める部分と友人に求める部分の線引きを最初にしておくと楽ですよ(Oさん/40歳女性)

(2)彼が高収入の場合

「私いくら?」と聞く

「彼の収入に合わせて割り勘にしていると、とても生活できません……。私はいくら払ったら良いか彼に任せるようにしています。彼が伝票持って会計しているときに『私いくら?』って聞きます。そうすると『1000円でいいよ』とかなんらかの金額を言ってくれるのでそれだけ払うようにしています。

必ず彼が多く払ってくれてます。自分で『いくらでいい?』とか言うとなんか図々しい感じしますし、私はそうしてます。これできっちり半々にする彼氏なんてカッコ悪くていらない(笑)」(Nさん/33歳女性)

まずは男性の顔を立てる

「彼のほうが高収入なら、変な意地は張らないで出してもらうほうが可愛げがあるとは思うけれど……。女性にだってプライドがあったり、対等な関係でいたい人もいるだろうからアドバイスを。支払いのときにどっちが払うか、割り勘か、なんてやり取りは見苦しいものよ。

どうしても割り勘にしたいのなら、いったん支払いのときには男性の顔を立てて払ってもらいましょう。あとから2軒目の店でおごり返すとか、こそっと半額渡すとか、いくらでもやりようはあるものです。あくまで気を使わせないようなかるーい感じがおすすめ」(Sさん/46歳・女性)

彼の出費ペースに合わせるのが辛いと言う

「日本はgender gapの大きな国ですので、一般的に女性の方が同じ仕事をしていても収入が低いです。男性よりも女性は失業もしやすいですし昇給しにくいです。それは中高生ぐらいになればなんとなくわかります。社会に出て働く男性なら百も承知でしょう。

この時は、彼の出費のペースに合わせることが辛いことをちゃんと伝えた方が良いです。別に驚きはしないと思います。長いお付き合いを続けるには、素直に話せる間柄を作っておくと良いですよ」(Iさん/47歳女性)

【3】金銭感覚や出費ペースを合わせて行こう

カップルで二人の収入に差がある場合は、お互いが納得できるように金銭感覚を調整することが大事です。どちらかが苦しい思いをしていると、無理が生じたり、気持ちが爆発してしまったりします。

そうならないように、いつでも話し合える関係を作っておくことが大切でしょう。お金の問題で別れてしまうのはすごく勿体無いので、それは絶対に避けたいですね。

(山吹麗華/ライター)

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