婚活で体目的の男性に狙われる理由 セフレ化しないための対策法

婚活で体目的の男性に狙われるのはなぜ? セフレ化しないための対策法

婚活で女性はなぜ体を許しやすくなってしまうのでしょうか。深層心理を元に、体目当ての男性を回避する方法を探っていきましょう。また、セフレ化しないよう、体を許していいタイミングや注意点を取材しました。

【1】結婚を前にして…婚活などで女性が体を許しやすくなる理由

結婚相手を探す婚活。女性たちは恋愛結婚と比べて、体を許すタイミングが早い傾向にあります。 そのため、体目当てな男性の餌食になることも……。なぜ体を許しやすくなってしまうのでしょうか。

(1)女として最後の一人でいいのかと思うから

「結婚してから浮気をするも不倫になってしまう。旦那にバレれば慰謝料も取られるかもしれない。これから先、ずっと旦那としか関係を持てなくていいのかと自問自答することがありました。

女としてもっと求められたいとか、他の人ともっと経験したいとか思うと、今のうちに結婚する前にしておきたいと思うの。だからちょっといい人がいて多少強引に誘われると、まいっかなとエッチのハードルを下がりしてしまったことがありました」(Kさん/36歳・女性)

(2)確実に結婚したいから

「そりゃあ確実に結婚したいからに決まってるじゃない!もうひと押しで結婚できる、そう思ってガードが外れてしまうのよね。でも正直、あんまり簡単に体を許するのはおすすめできないわ。男性のほうも高年齢まで独身でいたからには、女性に対する理想が高いはず。

当然、結婚するなら身持ちの固い女のほうが有利に決まっているわ。焦ってしまう気持ちはわかるけれど、確実に決めたいならむしろじらすくらいのほうが近道なんじゃないかしら?」(Sさん/40歳・女性)

(3)体の相性含めた相性チェック

「婚活の場合、相手の素性をある程度特定しやすいので、妊娠の時に相手に逃げられにくい(つまり中絶する可能性が低い)という安心感があります。男性も女性も脳も性欲も違いはありません。

女性が性に奔放になれないのは『妊娠が怖い』『中絶したくない』という理由だけです。男性側にも結婚に前向きである場合なら、体の相性込みで結婚相手を選ぶものとして、女性も安心して体を許し易くなりますね」(Iさん/47歳・女性)

【2】婚活で体目当ての男性が使いがちな甘いささやき

婚活において、早めに体を許すのが望ましいと思っている女性は少なくありません。体目的の男性を回避するには、見極めることが重要です。どのような発言に注意したら良いでしょうか。

(1)ホテルバーに誘う

「金持ちアピールも兼ねてだと思うんですが、やたらとホテルのラウンジとかバーで呑みたがるんです。『雰囲気のいいところであなたと静かに飲みたいな』と。これがホテルのバーとかだとまず体目的です。

私は2回しか誘われたことないですが2回とも『この後部屋で飲み直さない?』と誘われましたから。ホテルのバーに誘ってくる輩には要注意です」(Yさん/30歳・女性)

(2)結婚をちらつかせる

「結婚に関して、女性に対して誠実に考えている男性なら、誤解させるような発言には気をつけるはず。軽はずみに期待を持たせてはいけないもの。ということは、体目当ての男ほど結婚をちらつかせてつなぎとめようとするんじゃないかしら。

相手を信じたいって気持ち、結婚したいって気持ちを利用していい思いをしようなんて最低よね。婚活市場においては、奥手な男性のほうがいいわよ。百戦錬磨のアラフォー女性には物足りないかもしれないけれど、視野に入れてみては?」(Aさん/47歳女性)

(3)飴と鞭を使う

「出会い系やSNSなど出会いの場は豊富なのに、わざわざ婚活現場にきて体目的で婚活する男性は、特殊な考えの持ち主です。どのような考え方なのかというと、ずばりサディズムです。誰かをコントロールし幸せの絶頂で叩き落としてボロボロにする過程が好きな人です。

彼らは最初から相手の自尊心や自分への信頼感を潰してコントロールします。彼らのささやきは甘くはなく『あなたの喜怒哀楽の感情の否定』『疑問や質問を徹底的に禁止する』ことで苦しめて、たまに褒めたり優しくしたりします。甘いささやき自体は陳腐なものですが、その前段階で心がボロボロになるので甘いささやきに聞こえます」(Iさん/47歳・女性)

【3】男性が性に奔放かどうか探る方法

続いて、男性が性に奔放なタイプがどうか探る方法です。セリフ以外からも滲み出るものがあるようです。

(1)正直な事を言いやすい空気を作る

「敢えて自分を偽ってというか慣れている人が好きという程で聞いてみたらいいと思います。『私あまり経験がないので慣れてる人がいい』とか『自由に生きている人に惹かれる』とか言って正直にどんな性生活をしてきたか話しやすい空気を作って聞き出していくといいと思う。そうすれば本当に奔放にしてきた人ならそういう話をしてくると思います」(Uさん/29歳・女性)

(2)アダルトなビデオを見てみる

「もうお付き合いしていて、ある程度ステディな話もできるようなら一緒にアダルトなビデオを見てみるなんてどうかしら? 性への感覚の度合いや価値観は人によってかなり差があるから、それを探るためにはちょうどいいツール。

ストーリーに合わせて、『こんな衣裳が好き?』『こんな言葉が好き?』なんて、少しづつ段階を上げて確かめられるわよ。奔放さもそこから測れるかもしれないし、一度試してみてはどうかしら。口にはしにくい赤裸々な要望もアピールしやすいしね。」(Oさん/46歳・女性)

(3)「女って〜」「金目当て」など女性観の歪みがある

「性に奔放な男性は、性病に詳しく、毛じらみ対策にアンダーヘアを綺麗に刈り込んでいる感じでした。性に奔放な男性の周囲には性に奔放な女』がいるので、彼らの女性観は普通と違うことがあります。変に『女って〜だよな」と決め付けられるなと違和感を感じることも多いはず。

また、出会い系でのセフレ探しや風俗通いも年季が入ってます。当然、性サービスを受けるためにお金を使わざるを得ず結構出費しています。『女は金目的』と主張する男性の場合、性サービスでお金を要求されることとが多いから女性観が歪んでいるんですよね。探るとしたら、アンダーヘアの手入れの程度や女性観の歪みでしょうか」(Iさん/47歳・女性)

【4】アラサーやアラフォーは出会ってどれくらいで体を許していいと思う?

若い頃と比べ、経済的な余力があったり社会経験があったりするからこそ、アラサーやアラフォーになると貞操観念が変わることがあります。婚活では早めに体を許したほうがいいと思っている人が多いようですが、そういう理由がない場合に、どの程度で体を許していいと思っているのでしょうか。男女に意見を聞いてみました。

(1)すぐでもいいけれど…

「すぐでもいいと思う。それなりの人生経験をしてきた上での判断ができるという前提に立ってます。誰でもいいとかではなく、お互いにいろいろ経験しているんだからその場限りでもいいとか、付き合ってから出ないと嫌だとか、じっくりと性格や相性も考えてからとか、その時の考えで決めたらいいと思う。

ただ、アラサーですぐしちゃう女性友達は陰で『遅咲きビッチ』と呼ばれてましたので、手当たり次第って思われないようにだけは注意して欲しい」(Wさん/38歳・男性)

(2)相手とうまくいく駆け引きで見極め

「若さゆえの勢いによる失敗なんて許される年齢ではないから、体を許すタイミングも慎重に計らないとね。といっても、もういい大人だから自分のやったことの責任を自分で背負えるのも確か。自己責任が取れるのなら勢いで突っ走ってしまってもいいかもしれないわ。

その経験がさらに自分の精神面を成熟させてくれるだろうし、相手ともうまくいけば万々歳。アラフォーともなると、そのあたりのバランスもうまく考えられるようになったわね」(Oさん/45歳・女性)

(3)性欲の高まりを感じたらOK

「これといった決まったタイミングはないと思います。人間同士は視線や細かな仕草や表情など言葉では表現できないコミュニケーションがあります。アラサーやアラフォーでも、相手に対して性欲の高まりを感じたら体を許した方がいいのではないでしょうか。

若い時の苦しいひたむきさとは違って、自分の本音や自分の欲求がわかってくる年頃だと思います。どうか駆け引きなく、自分の気持ちを大事にしてくださいね(Iさん/47歳・女性)

【5】婚活しているつもりが…セフレに陥ってしまう理由

しかし、結婚のために体を許したつもりが、気づいたらセフレ扱いされているということも……。どうしてそうなってしまうのでしょうか?

(1)焦りは相手につけ込まれる

「早く相手を見つけたいという気持ちが出過ぎていると、意識の低い男性に捕まってしまうことがありますね。私も一時期は周りが結婚ラッシュで少し焦っていたんです。そんな時は早く深い関係になって結婚までこぎつけたいと思い、割と積極的にアプローチしていたんです。

でもすぐ手に入ってしまうと男性はちゃんと先を考えてくれない傾向があったり、身体目的の相手に捕まりました。いい人がいたらお付き合いしようかな位に構え直したら大切にしてくれる人に出会えました。偶然の一言では片付けられないと思う」(Aさん/41歳・女性)

(2)むしろ余裕ぶりすぎもNG

「もしかしてあなた、プライドが高いんじゃないかしら?『結婚したい!』って一生懸命な女性に対しては、男性もセフレや遊びのお付き合いはしづらいものです。必死感を見せるのがみっともないと思っているから、わざと余裕ぶってみたりしていない?

そんな女性に対しては男性も本気になりづらいし、遊んでもいいんだって勘違いしちゃうかも……。セフレになりがちなのが悩みなら、いっそさらけ出して結婚にがっついてもいいんじゃないかなと思います。婚活への姿勢を間違えているのかもよ」(Oさん/42歳・女性)

(3)具体的なイメージがないまま

「婚活現場では圧倒的な女性不足・男性余りです。あなたが女性の場合は、結婚したい男性が大勢いるので、あなた自身が本当に結婚したいと思えば、結婚できると思います。ただ、『自分はどういう相手と人生を共にしたいのか』『自分は結婚後どういう生活がしたいのか』など具体的なイメージがないと、結婚に踏み切れず両者ともセフレのまま終わるかもしれません。

圧倒的な女性不足の中、女性と結婚したい男性は、本当に他の男性との競走が過酷です。付き合っていたのに突然他の男性と結婚されてしまったということもあると思います。セフレに陥りやすいのは男性の方かもしれません(Iさん/47歳・女性)

【6】では、結婚できない焦りはどう落ち着かせたらいい?

焦りが体目的の男性を引き寄せてしまうことがありますが、どうすれば結婚できない焦りを解消できるでしょうか。

(1)やるだけやっていい意味で諦めの境地

「焦れば焦るほど悲壮感が出てきて余計に結婚の機会に恵まれなくなります。だからまずはやるべきことをやりましょう。いろいろなチャネルでいい人がいれば結婚したいことを伝える。会社関係、友人関係、親戚、婚活サイトなどなど。

もうやりきったと思うくらいやってあとは待つだけ。これでだめなら結婚に縁はないんだなといい意味で諦めの境地に入ってしまいましょう。そうすると以外といい出会いが舞い込んでくるものです」(Kさん/45歳・男性)

(2)結婚以外に大事にしていることを考える

「人生で一番結婚が大事って思いすぎないことでしょうね。私もまだ結婚していなくて、30代くらいまでは焦りもありましたよ。あなたには趣味はあるのかしら。私は40歳のときに、改めて結婚について見つめなおしてみたの。『自分にとって大事な趣味、結婚して諦めろって言われたらどうする?』って。

そうしたら、どうしても捨てられないってことに気づいて。あ、なんだ私は結婚が一番じゃなかったんだ、って思ったら、すーっと憑き物が落ちたみたいに楽になったの。あなたも肩の力を抜いて、もう一度優先順位を考えてみては?」(Oさん/46歳・女性)

(3)仲間外れにされる恐怖を払拭

「結婚したいと思える相手となかなか結婚できずに焦る場合と、年齢などの理由で漠然と結婚できずに焦る場合とは違うように思えます。前者は付き合っている相手とうまく意思疎通ができない焦りでしょう。

後者の場合は、社会から仲間外れにされることへの恐怖心が基礎になった焦りです。その焦りを落ち着かせるには、あなたの中にある『社会』を具体的にすることから始めるといいと思います。

あなたにとっての『社会』は親や同僚、友達、習い事仲間かもしれませんね。『私が未婚のままだと、あなたは仲間外れにしますか?』と聞いてみてもいいかもしれません。不安を具体的にひとつひとつ解決することをお勧めします(Iさん/47歳・女性)

【7】結婚相手や生活を具体的にイメージさせていく方法

実際に結婚生活を送るとなると、いくつか気になることがあると思います。例えば、「金銭感覚は合うか」「生活リズムは合うか」「一緒にいてストレスにならないか」などです。このような譲れない条件を自分なりに考えると、結婚相手や生活をイメージすることができます。

また、女性が当然家事をやるものだと思っている男性や仕事も家事もしない女性がいることを踏まえて、「家事を誰が担当するか」「どう分担するか」といったことも考えておくと良いでしょう。 そこから、結婚相手に求めることが見えてきます。

実際にマッチした人と結婚した場合を想像して見て、噛み合いそうか想像したり、老後も楽しく生活できそうか想像したりすることで、マッチングする相手を見極めやすくなります。

【8】体目当てで付き合われて辛い…とならないように注意

焦って相手を見つけようとして体目当てで付き合われてしまうと辛いですよね。

そうならないために、程よく余裕を持ち、相手の気持ちも確認することが大事です。

常に自分を持って、良い相手に出会いたいですね。

(山吹麗華/ライター)

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