【3】お酒が飲めない人の食事デートの注意点
仕事終わりにデートをするとなれば、夕食を兼ねたデートが定番です。でも、お酒が飲めないとお酒好きな恋人に申し訳ないと引け目を感じる人もいることでしょう。
いえいえ、そんなことはありません。お酒の飲めない人とのデートだって、彼氏・彼女は心から楽しんでくれています。ただし、ほんの少しの心遣いでもっとデートが楽しくなることもまた事実。そこで、お酒が飲めない人ができる配慮を確認していきましょう。
(1)ウーロン茶は興ざめかも
ウーロン茶は、料理を選ばない飲み物。そのため、お酒を飲めない人が「とりあえず」と頼む飲み物の代表です。
もちろん、ウーロン茶が大好きな人もいるに違いありません。でも、多くの人が感じている「とりあえず」感は同席している人をがっかりさせます。
もしも、本当に飲みたい飲み物がないのならば、そして、全くお酒が飲めないわけではなくお酒に弱いだけなら、1杯目は彼氏と同じものを頼みましょう。彼氏がビールならビール。「美味しそうに飲むから、私も挑戦」と小さなグラス1杯ほどいただいてください。
飲み干す必要はありません。「酔っぱらってお料理の味がわからなくなりそうだからギブアップ」と正直に伝えればいいのです。一緒に楽しもうとする姿勢は「お酒は好きじゃない」と頑なに主張を繰り返すよりもずっと好ましく思われます。
(2)のんびりペースに慣れる
お酒を飲む人と飲まない人の食事時間には大きな開きがあります。理由は、お酒を飲んでいると会話も弾み、必然的に食事のペースが遅くなるからです。一方、お酒を飲まない人は食べることに専念するのでお腹がいっぱいになりやすく、食事も早々に終わってしまいます。
このようにちぐはぐなペースでは、せっかくの御馳走も台無しです。恋人もあなたに気を使ってしまって食事が楽しめなくなってしまうかもしれません。
もしもあなたがお酒を飲まないとしたら、意識してゆっくりと食べ進めるようにしてください。たくさんおしゃべりをし、たくさん笑い、そして食べるのです。彼氏との食事中の会話に妙な間が気になったり、彼氏に気を使わせていると感じたりしているなら、食事のペースに気を配りましょう。
(3)世話を焼く
お酒を飲まない女性は、デート中にどうしても手持ち無沙汰になってしまいます。
そんなときにうっかりスマホチェックしてしまうと、恋人をがっかりさせてしまいます。そこで、大好きな人に尽くすチャンスと考え、あれこれと食事の世話を焼きましょう。
例えば、「次の飲み物はどうする?」と気遣ったり、取り分けが必要なら要領よく取ってあげたりするのです。恋人はあなたの気遣いをきっと喜んでくれるはずです。
(4)素直に飲めないことを伝える
全く飲めないのに無理に付き合うと危険です。恋人にお酒が飲めないこと、苦手であることなどを正直に伝えましょう。
お酒好きであっても、他の人とお酒を飲めばいいわけですし、お酒を飲みたいから恋人と付き合っているわけではありません。
ほとんどの人は、お酒なしで楽しめるデートを考えてくれるはずです。
(5)運転させてしまうのも方法
「大丈夫だから」と無理に飲ませてこようとしたり、バーなどお酒メインのデートスポットを選びがちな恋人とは、一度話し合いをしてみましょう。
どうしても理解が得られないのであれば、お酒が飲めない状況にしてしまうのも方法です。
「たまにはドライブデートをしたいな」と恋人を運転させてしまえば、必然的にお酒を飲む場所は避けますよね。
【4】まとめ
食に興味はなかったり、細かったり、お酒が飲めなかったり……。それは、その人の個性であり欠点ではありません。「辛いものが好き」「夕食には炭水化物を食べない」とまったく同じレベルです。
しかし、特に女性は好きな人の気持ちを推し量る細やかな一面を持ち合わせています。そのため、あなたに気分よく過ごしてもらいたいと、いつでもあなたの表情や言葉を観察していることを忘れてはなりません。男性も、恋人の喜ぶ顔が見たいからあれこれと頑張っているのに、つまらなそうに見えたらがっかりしてしまいます。
ですから、できれば配慮をして楽しくデートをしていきたいところです。
(うしろふじ/ライター)
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