彼氏に振られ始めての婚活…陥りがちな心理的呪縛と女性を堕胎させる男性の話

婚活パーティにいる体目的の男性

以前、なかなか結婚をしてくれない彼氏に「結婚してくれないなら別れる」と言ったら本当に別れることなり、見事に自爆をしたライターの美佳です。

仲の良い友達はみんな結婚していて、気がついた時には一人、32歳になっていました。でも、32歳を節目として彼氏と別れたことは、後悔していません。おそらく、後3年、いや5年待ったとしても結婚してくれるとは限らないからです。

今は結婚していますが、32歳で別れ、次はちゃんと結婚してくれる人がいい…そう思って始めた婚活。そのときのことをお話していきます。

 

【1】32歳の婚活はチヤホヤされるギリギリライン

くよくよしている時間がもったないと思い、すぐさまネットで婚活パーティーを予約。緊張の度合いは半端なく、不安も強かったです。

でもその反面、「婚活」パーティーなんだから出会いがあれば即結婚。そう考えると、期待をせずにはいられませんでした。

32歳というと婚活でいえば、女性ではちやほやされるギリギリの年齢です。まだまだ相手にされるんだ、という認識を持ち、にわかに調子付いてきたものの、なかなかカップルになるには難しく焦りを感じていました。

そして、ついに5回目の婚活パーティーで、見事カップリングを果たしたのです。

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【2】婚活初期に陥りがちな自身への“呪縛”

カップリングした相手は、プロフェールには38歳で、仕事はIT系と書かれてありました。身長が高く、顔もまあまあ好みの男性でした。連絡先を交換すると毎日、電話やメールをしてくれ、とてもマメでした。

そのことから真面目で誠実な人なんだなと最初は好印象を持ちました。翌週、デートに誘われ、待ち合わせ場所に行くと彼は「来てくれると思わなかった」と嬉しそうにしていました。そして、手をさっと出して「行こう」と言いました。つまり、手を繋ぐということなのですが、私は一瞬躊躇したものの、流れ的に拒否するのも不自然な気がしたので、おずおずと手を繋ぎ、そのまま夜の公園をしばらく散歩しました。

3回目のデートでは二人で花火大会に行き、4回目では彼の自宅に行きました。体の関係を持ったのもそれくらいなのですが、結婚前提と思えば、普通かな…と思っていました。しかし、もうその時点から、なんとなく自分の中で、この相手とは合いそうにないと感じていました。それは彼の性格がかなり自己中心的で喧嘩が絶えなかったからです。

結婚を前提におつきあいするのだから、キッチンで何か作ろうかと思うと勝手に入るなと急に怒りだし、過去の女性遍歴を聞くと、なぜそんなことを話さないといけないのかと怒りだし、私が友達との予定があるから会えないと言えばまた怒りだし……。ところが私は合わないと感じつつも、婚活初心者なために、せっかく「出会った」ということに縛られ、別れを切り出すということが頭にありませんでした。

喧嘩から仲直りを繰り返し、精神的にもかなりきつい状態でつき合いを続けていた私はもう何がなんだかわからなくなっていました。

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【3】女性を妊娠させて堕胎させる“食い散らかし男性”の存在…

ところが、つき合い始めて1ヶ月。呆気なく、私は彼と破局を迎えることになったのです。彼の誕生日が間近で、いつものように喧嘩をしたのですが、仲直りをした頃に彼が誕生日は急な仕事が入り、「会えなくなった」と告げてきました。

そのときは「そうか」と納得し特に何も感じなかったのですが、よく考えてみれば休みの日に仕事が入ったということはこれまでなく、なんとなく「怪しい…浮気?」と思い、当日朝、彼の家に行ってみることを、とっさに思いついたのです。

まさか結婚前提で浮気をすることはないだろうと考えていたので、車があるのを確認したら、Uターンして自宅に帰ろうと思っていました。ところが、彼の家にたどりつくと、そこには彼の車はあり、しかもあろうことか、女性のものらしき車も並んで駐車してありました。家にのりこんで修羅場にする気も起きないので、そのまま私は自宅に帰り、それ以来、別れも言わずに連絡を取ることをやめました。

しかし事態はそれだけでは終わりませんでした。すぐさま婚活を再開すると、婚活会場で、彼は結婚したいという女性の純粋な思いを餌に、体目的で手当たり次第に女性を食い物にしているということを聞くことになったからです。

年齢も年収も真っ赤な嘘。離婚暦があり、日常的に複数の女性と交際をして、妊娠をさせては結婚せずに堕胎させているという噂も。女性からのクレームで場所によっては婚活パーティーに出入り禁止のところもあるようで、あげくの果てに私は「もし付き合ったことがあるなら性病の検査をした方がいい」とまで言われてしまいました。

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【4】食い散らかし男性を見抜くには?

私のような思いをしないように、婚活において、うまくいった主人と比較をして違う点を以下にあげます。

まず、最初から手を繋いでくる男は危ないです。結婚するには自分以上に相手から好かれないといけないですよね。相手側も結婚相手を選ぶのですから慎重になるはずです。その相手が「嫌われるかもしれないこと」を容易にしてくるわけがありません。

次に嘘をついていないか、ということです。時には聞きにくいことも相手の様子を見るためには必要です。たくさん質問をしましょう。彼が目を伏し目がちにしていないか、怒りだしたりしないか、慎重に観察することが大切です。

また、婚活し始めの方は勿論のこと、恋愛経験がある女性でも「私にそんな扱いをしてくる男はいない」決めつけることがあり、危ないです。私のように結婚したいという思いが強いほど相手への判断を鈍らせるということもあります。危険だと感じたら速攻で距離を取るようにしましょう。

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【5】まとめ

今回の彼は数年婚活してきた私から言えば、おそらく例外に当たり、ほとんどの男性は自分なりにも真面目に婚活をしていることと思います。でも調べてみると、こういうことをする男性が要注意人物として点在することは事実です。

婚活はいつか出会うであろう一人の男性に行き着くまで、どれくらいの時間を費やすかわかりません。それまでに深刻なダメージを負うと、一期一会のチャンスを自ら掴み取ることは至難の技です。

そのためにも女性は婚活をする際に、まず、このことを頭に入れておいてもらいたいと思います。

(美佳/ライター)

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