【考察】レインボーフラッグは、セクマイだけのものじゃないかも?

レインボーフラッグはマジョリティにも関係ある

LGBTに関するイベントや象徴として用いられる「虹」をモチーフにしたレインボーフラッグ。

「もしかしてこれはマジョリティ(ヘテロセクシャル)の人にも、それからそれ以外のマイノリティにも通じるものかもしれない」と思い、虹そのものからレインボーフラッグを考え直してみたいな、というお話です。

 

【1】そもそも、なんで虹がモチーフ?

当事者の方々であれば、その理由は耳にしたことがあるかもしれません。

虹というものはグラデーションであり、そして人々の性もグラデーションで様々なものなのだという意味が込められているからこそのレインボーフラッグなんですよね。

元々文化として男女以外の性別の概念が存在する国もあります。タイがそうなんですが、18種類もあるそうで……当事者の一人とはいえ男女の性別しかない世界で生きてきた身としては少々混乱してしまいますね。

 

【2】虹の色って何色?

虹を見た経験が無い人はそういないとは思いますし、では虹はどうやって出来ているのかと言われれば「詳しくは知らないけれど光の現象だったっけ」となる人も多いでしょう。私も詳しく説明出来る程の知識量はありません。

虹の端には宝物があるとか、そういう言い伝えもありますよね。夢があって好きです。しかしこの虹、何色あると考えますか?

「七色の虹」という言葉があるように7色と答える人が多いかもしれませんが、国というか文化によって色の数はまちまちなんです。5色だったり、3色だったり8色だったりと、そうした部分がもう既に多種多様なんですね。

それに、私たちが見ている虹の色というのはあくまでも「光の中で人間が認識出来る光の部分」というだけなので、「見えていない色」というのも沢山あるわけです。

寧ろ、見えていない部分が多いのではと思う程に。それに、虹の色をよくよく見ても色の境目って分かりにくいですよね。そうした意味でも曖昧で、グラデーションを象徴するのが虹なのだと思います。

 

【3】「見えていないもの」は沢山ある

虹に見えていない部分が沢山あるように、社会を見渡すとセクシャルマイノリティにも「まだまだ見えていない部分」があることに気付いたり、障害を持つ人々なども「見えないものにされている=無いものにされている」ということに気付かされます。

セクシャルマイノリティと障害者を一緒にするな、とお叱りの言葉も飛んできそうですが、そうなると虹をモチーフにする意味も無い気がするんですよね。多様性をこれからの社会の目標に掲げる場合、そこを分けることも勿体ないと思うんです。

実際LGBTという言葉が社会に浸透しつつあるとはいえ、その動きとは逆に「LGBT以外のセクシャルマイノリティ」の存在はさらにぼやけてしまっていることもありますしね。

 

【4】マジョリティも多様性は欲しいはず…

さて、多様性という言葉が出ましたが。これはもしかするとセクシャルマイノリティでは無い人にも必要なものではないかと思うんですよね。

それこそマジョリティの方々でも、人と趣味の話をしたらドン引きされたとか、異性の好みの話をすると「それは無いわ」と言われたりする人はいるでしょうし……。

家事が好きなヘテロ男性は「男なのに?」と言われたりすることもありますし、女性が結婚すれば「家庭のことをしなければ」という流れになりやすいですよね。マジョリティ方々でさえ、というかマジョリティだからこそ色々なしがらみと言いますか「これが常識」というようなものが強い気がします。

ですから、レインボーフラッグは確かにLGBT関係の象徴ではありますが、もう少し幅の広い枠で考えた方がいいのかなあと思いました。

 

【5】まとめ

少しばかりセクシャルマイノリティの話とはずれてしまったような気がしますが、セクシャルマイノリティの象徴だからこそもう一度考え直してみたいと思ったのが今回のお話です。

それにしても、虹について調べてみたら本当に「色の数」については文化や歴史によってまちまち過ぎて驚きましたね。明暗で2色と考えるところもありましたから。そこに驚くと同時に、自分にもまだまだ固定観念が沢山あるんだなあと思い知らされました。

きっと人間の多様性というのもこうしたことと同じように、自分の固定観念を何処まで外せるかというのが重要なのかもしれません。

(Shano編集部/ライター)

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