「バイセクシャルってずるいよ」という偏見と好きな男性、女性の特徴

バイセクシャル

人の恋の形はみんな違う……。

マイノリティなセクシャル「LGBTQIA+」に迫る本企画。

今回はその中でも「B」にあたるバイセクシャルのHさん(26歳・女性)に話を伺いました。

 

【1】バイセクシャルって? 

女性を恋愛対象として好きになる女性をレズビアン、男性を恋愛対象として好きになる人をゲイといいますよね。

一方で、男性や女性といった性別にとらわれることなく恋愛をする人のことを、バイセクシャルと言います。

現在は100人に1〜2人がバイセクシャルに該当するとされています。

 

【2】社会的には女性として生活しているから…

「バイセクシャルはずるい」とよく言われるHさん。

世間的な評価から、後ろめたさを感じてしまったこともあると言います。

詳しく話を聞いてみました。

(1)バイセクシャルでも様々な人がいる

「私は性指向を聞かれると、「女性でも男性でも、誰でも」という風に答えます。特に相手が自分自身をどのような性別と認識しているかというのは、私がその人を好きになることにあまり影響しません。世間ではそれを「バイセクシャル」と呼びますが、私は「両性が好き」という特徴のなかでも、人それぞれ細かに分かれていると思います」

筆者はアセクシャルですが、恋愛感情がないために自分の降りかかる恋愛に興味がない人もいれば、人と恋愛をしていく人もいます。

セクシャルマイノリティとして一括りにしても、個人の価値観や考え方によって、様々なのでしょうね。

(2)必然的に男性との恋愛が多くなる

「私が一番しっくり来たのは『セクシャルフルイド』という言葉です。これは、『流動的』という意味で、その時々によって好きになる相手の性が変わる、特に性別を限定しないんです。もちろん男性を好きになることも、女性を好きになることも、トランスジェンダーを好きになることもあります。
ただ私自身が社会的には女性として生活をしているので、男性と恋愛関係になることが多いです。日常生活だとマイノリティと出会う確率のほうがやはり少ないので……」

女性同士の恋愛だと、相手が恋愛対象としてみてくれないことや、告白で悩むこともありますよね。

世間的な評価もありますし、圧倒的に母数の問題でバイセクシャルは異性恋愛が多くなりそうなものです……。

(3)女性を好きになり悩むこともあるのに…

「もちろん女性を好きになってたくさん悩んだ夜もありました。しかし、『結局異性と付き合えて、結婚できるし隠さなくていいし、バイはいいよね』と同じマイノリティである同性愛者から言われてしまうこともあるんです。異性愛者からも『結局異性と付き合うんだな』って思われてるんだろうな、となんとなく後ろめたく思ってしまうこともありました。
しかし、『相手が男性だから好きになったわけではなくて、たまたま好きになった人が男性だっただけなんだけどな』というのが、正直な気持ちです」

異性だから恋愛したい……というわけではないのに、「バイセクシャルっていいよね」と言われるのは違いますよね。

異性と付き合うこともあるけれど、同性を好きになることもあるから悩むし、異性と付き合うときは、たまたま世間的に悩まされることが少ないだけだと思います。

バイセクシャル

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