【閲覧注意】中にはかなり酷いものも…同性愛治療の歴史・方法7つ

同性愛治療の歴史

(6)脳外科手術

精神外科やロボトミー手術とも呼ばれます。精神疾患治療としてかつて流行した治療法で、20世紀のアメリカで同性愛治療にも行われていました。脳の中の前頭葉の神経を切ることで、当時精神疾患扱いだった同性愛を抑えられることが出来るという方法でした。

しかし、前頭葉の神経を切ってしまうことによって同性愛どころか恋愛感情や性的欲求がなくなってしまう、無気力になったり生活に支障がでる副作用がありました。酷い場合には感情を失い廃人となってしまうこともある恐ろしい治療法だったのです。

当時精神疾患治療として流行ったのは脳外科手術の副作用である感情が無くなる、無気力になってしまうといった副作用が医師たちによって見過ごされていたからと言われています。

現代では同性愛治療に効果が無いとされており、このような前頭葉の神経を切るといった極端な脳外科手術は精神疾患治療にも行われていません。

(7)去勢療法

19世紀から20世紀のヨーロッパ諸国で行われていた治療法です。同性愛者の性器を手術で取り除いてしまう物理的な去勢や、同性愛者に性ホルモンを注射することで性機能操作をしようとする科学的去勢が治療として行われてきました。

ホルモン注射は男性同性愛者には男性ホルモンを注射し「男性らしく女性を愛せるようにするもの」と、逆に女性ホルモンを注射して性機能を失わせるというものがありました。

この治療法の酷いところは「同性愛は遺伝するもの」という考え方から発生したものです。同性愛者を去勢してしまうことで同性愛者の遺伝子を滅ぼせるという恐ろしい考えから生まれた治療法でした。宗教的な考えも絡んでおり、「同性愛は悪」といったものから行われていたと思われます。

【回答】アセクシャル=性的トラウマがあるというのは本当?

 

【3】まとめ

中にはそれで本当に治るのもなのか?と疑問に思ってしまう治療法や、嫌悪感を強く感じる治療法もありましたが、その時代には「これで同性愛が治る」と信じられてきたのです。

「同性愛を治療する」というものは、病気扱いされてきたという事や宗教的な意味合いで行われてきたのが多い印象です。ですが、取り巻く環境や宗教観から自分の性指向を認められない方が自ら治療を望む事も少なくはなかったのでしょう。

性指向や性の多様性への理解が更に広まり、自分自身の性指向を自認しても非難されない世界になっていけば良いと思います。

(みなと/ライター)

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