「35歳の壁」は若さが原因ではない? 婚活で売れ残る男女の特徴

年齢が関係しているワケじゃない!? 35歳以降で売れ残る男女の特徴

婚活をしている人にとって「35歳の壁」というのは、耳が痛いほど聞いたことがある言葉でしょう。巷では、「外見の劣化」と言われていますが、そんなのは男女ともに仕方ないことです。婚活男女に聞くと、外見ではなく、そのほかの要因で結果的に、35歳以上で「売れ残ってしまう」ことがわかりました。

【1】35歳の壁とはいうものの外的要因の方が強い

35歳を越えると若々しさがなくなるため、結婚の成功率は低くなると言われています。

実際に成功率は下がりますが、婚活経験者にとっては「自分も歳をとっていくし、夫婦になっていくんだから」と老化を気にしている人が少ないようです。

それよりも、性格など外的要因の方が強いと言われています。

【2】35歳以降で売れ残る男性の特徴

では、具体的に外的要因について見ていきましょう。男性の場合に、どのような人が「売れ残る」と思われてしまうのでしょうか。

(1)客観的に自分を見られない

「私、スナックで働いているんですがそこに来るお客様のうち一度も結婚したことのない人は結構な確率でおかしな人なんです。全く似ていないのにモノマネが心底上手だと思い込んでいたり、お客様相手だから良い対応をしているのに特別に好かれていると勘違いし、思うようにならないとやきもち妬いてこなくなる人、一度同伴したら付き合ってると勘違いする人などなど。

一言でいうと『客観的に自分を見られない人』でくくれるかもしれません。そういう人が売れ残るのかなと思います」(Kさん/35歳女性)

(2) 精神年齢が低い

「35歳を超えて売れ残る人の特徴、私が見る限り男性と女性では少し違いますね。男性は、とにかく精神年齢が低い人が多い印象を受けます。つまり、自分が一番大切で、他者を思いやることができないんです。

女性とのお付き合いにおいても、そういう部分が透けて見えちゃうから敬遠される。一概にはいえないけれど、仕事でも営業をしている人よりは対人業務の少ない部署の人のほうが幼いかもしれないわね。要するに、精神的な成熟がまだまだ足りないのかも」(Oさん/45歳女性)

(3)恋愛に奥手

「日本では、あまり報道には出てきませんが、女性の人口が男性と比較して大幅に減少しています。若い世代ほどその傾向が激しくなっていき、年々厳しくなるでしょう。さらに、中国インドなどアジア諸国では1億4000万人女性が足りず、多くの男性が女性との結婚が難しい状態になっています。理由は女性差別による女の胎児の中絶が理由です。

10年前であれば妻のいた男性も2020年現在では独身だったりします。ほんの少し欠点があると女性と結婚できません。例えば、『恋愛に奥手』ただそれだけで他の男性に負けてしまいます。世界的な女性不足を熟知し戦略を練ることが重要です(Iさん/47歳・女性)

【3】35歳以降で売れ残る女性の特徴

続いて、女性について見ていきましょう。男性とは異なるタイプが「売れ残りそう」と思われるようです。

(1)昔モテた過去の栄光に浸る

「昔はそこそこモテてきた人だと思います。そういう人は過去付き合った人よりも条件が良い人を求め続けてしまう気がします。『この人と結婚するなら前の人の方が良かった』となるとなかなか決められないんです。妻の姉もそうでした(笑)

若い頃にそこそこモテて30歳過ぎて好条件の男性に巡り合わなかった人で、実際そういう人はモテてきた栄光もあるので、そういう少し偉そうな態度が自然に出てしまう。そうするといい男性もなかなか寄ってこないんだと思います」(Mさん/40歳・男性)

(2)気遣い・気配りができているか

「女性については、『気遣い・気配り』がきちんとできるかどうかが一番の評価ポイントではないかしら。男性からみたら、結婚相手を両親に紹介して恥ずかしくないかどうかが気になるものです。

社会経験の少ない女性や、会社勤めでも社内で気を使う機会のない人はうまく気を回せないよう。同年代の友人と話していても、大学卒業後に就職せず専業主婦になった人なんかは、婚家で苦労しているみたい。婚活市場においてもそこはマイナス点になってしまうでしょうね」(Yさん/45歳・女性)

(3)自分の価値観が不明確

「重要なことはマッチングです。そのため、『自分の価値観が不明確』であるとマッチングがうまくいかず婚期を逃してしまいます。自分のジェンダーやセクシュアリティ、自分の譲れないものを徹底的に突き詰めていくこと、自分の本音を自分の言葉で語ることができる女性が満足のいく相手と結婚しています」(Iさん/47歳・女性)

【4】ハイスペ・金持ちに注意したほうがいい理由やポイント

35歳をすぎていると、欠点が目立っていることがあるようです。もし、ハイスペ・金持ちなど好まれる長所を持っていても、なかなか成婚しない場合に、何か理由があるのかもしれません。

(1)人を見下すタイプの可能性

「経済的に裕福だったりステータスの高い会社勤めをしているにもかかわらず、そこそこの年齢で売れ残っている男性には注意が必要なこともあります。それは一言で言うと『とても嫌なやつ』かもしれない可能性です。金さえあればみんなひれ伏すとでも思っているような感じ、人を見下すタイプかもしれません。

上から目線で奢ってやるよみたいな感じでご馳走されても気持ちよくないし、そんな人と一緒になったら不機嫌になるたびに『仕事できねーくせに』とか『誰の稼いだ金で遊んでんだ』とか言われそうです。そういう人が残っていたら、まずは人間性をしっかりチェックしたいですね」(Yさん/33歳・女性)

(2)自己愛が強い可能性

「スペックがいいのに独身の男性、最近多いわね。なかには仕事ひと筋で結婚しなかった人もいるけれど、できなかった人もいるから要注意。共通するのはみんな『自己愛が強い』こと。自分が大好き、自分が一番、そう考えている人は結婚してもうまくいくはずがないですよね。

妻や子供を一番に置けない夫との結婚生活はいずれ破綻するのが明白。頭がいいだけに言い訳や理由づけも大得意だから困ります。今までの女性も避けてきたような不良物件はスルーが吉よ」(Oさん/43歳・女性)

(3)毒親育ちの可能性

「ハイスペ男性や金持ち男性は、ほとんど婚活市場に出てきません。大学時代から周囲の女性たちが手放さないですし、親・親戚やご近所が見合い話を持ってきます。わざわざ婚活にくる場合は、親が毒親、親戚も毒だから、親や親戚とは関係ない縁が欲しい、あるいは、すでに何らかの恋愛トラブルを抱えていて、親や親戚ご近所さんが良縁を持って来れなくなったなどの理由がありました。

毒親からできる限り逃れて、自分の好きな相手を見つけたいというハイスペ金持ち男性の気持ちもよくわかります。しかし、結婚後にその毒親や毒親戚の方々の矢面に立つのは、『嫁』だったりします。息子に対するとき以上に『嫁』をいじめ抜くのが毒親・毒親戚の特徴ですから、過酷です。経済力や長く使える資格をもち、法律知識にも詳しくいつでも逃げ出せるような女性や、それを乗り越えられるほどに愛を築いた女性以外、耐えられないだろうなと思いました」(Iさん/47歳・女性)

【5】問題点を解決して成婚へ!

外的要因によって結婚できないのはもったいないことです。問題点を解決すれば、35歳を超えていても十分に結婚するチャンスはあるでしょう。

まずは自分の問題点をしっかりと把握することが大事です。年齢で折れることなく成婚を目指しましょう!

(山吹麗華/ライター Amy/編集)

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