ゲイ必見! ハッテン場での出会いは恋愛にまで「発展」するのか

恋愛対象以外にしかエッチしてはいけない?

【5】エッチ以上の関係に「ハッテン」することもあるの? 

僕は、ハッテン場で出会った男性と、別れ際に少しだけ会話をすることができました。

その時に気づいたのですが、その相手は韓国の人でした。

まさか、ハッテン場での初めての出会いが韓国人とは、これはまたびっくりですが、「こんな出会いもあるんだな」と面白くなりましたね。

その時には、特にお互いの連絡先を交換するということもなく、それ以上の関係に「ハッテン」することはありませんでしたが、自分のゲイ人生に新たな経験を加えることができました。

また、別のハッテン場では、同年代の子と出会い、連絡先を交換して、おうちへ遊びに行くまでの関係には「ハッテン」したことがあります。

こうやって、エッチが終わったらサヨナラではなく、コミュニケーションを取ることができる人もいますから、全く恋愛などに発展する可能性がないというわけではないと思います。

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【6】ハッテン場のスポットと各施設の特徴をご紹介

今回は、お金を支払う「専用施設」を中心に話を進めて行きたいと思いますが、以下「ハッテン場」と表記していきたいと思います。

僕が知る限りで、このようなハッテン場は東京だけでも10箇所近くありますが、どれも同じかというとそうでもありません。それぞれによって「体育会系限定」とか「40代中心のお客様が多い」とか、条件や特徴が異なっています。

ここでは、僕が行ったことのあるハッテン場をいくつか紹介していきたいと思います。

(1)『Body Breath』

1つ目は、『Body Breath』というハッテン場です。靖国通りに面しており、新宿二丁目から徒歩10分程度の場所に位置しています。

外観はそこまで目立っておらず、小さな看板こそあるものの、中に入らない限り、そこがハッテン場であると認識するのは少し難しいような気もしました。

しかし、地下に通ずる階段を降り、ドアを開けて中に入ると、そこは男の熱気がぷんぷん漂う楽園が目の前に広がっていました! と言ったら大袈裟ですが、初めてそのような場所に入る僕にとっては、新鮮そのものでした。

中に入ると、まず靴をカギ付きの下駄箱に入れ、受付で料金を支払います。料金は1回あたり1200円程度だったと思います。決して安くはありませんね……。

場内は薄めの照明がついており、BGMとしてノリノリの洋楽が流れていました。中をうろうろしていると、年齢は20代から40代までと思われる人がざっと数えただけでも30人以上はいた気がします。

ガタイがいい人もいれば、普通体型の人もいるし、驚いたことに外国の人もちらほらいました。近年は外国人観光客が大勢日本を訪れていますが、ハッテン場へ行く人もいるようです。

また、場内のつくりは迷路のような構造をしており、無数の個室がいくつも連なっていました。その個室のうち、すでにカギがかかっているものもあり、中からは男性のエッチな声が聞こえてきます。

こういう声を聞くと、不思議なものですが、自分も自然と興奮してきてしまい、「早く誰かとやりたい!」と妄想をし始めまうんですよね。

(2)『B-shaft』

このほかにも行ったことのあるハッテン場に『B-shaft』というものがあります。

JR代々木駅から徒歩1分程と、本当に駅近のハッテン場です。なんとなく、そういうところは隠されたイメージがあるので、意外に思う人も多いでしょう。

ここは、対象は18歳~30歳までとかなり制限されています。でも、年齢幅が狭い分、同年代の人と出会える確率は高いかもしれません。また、「あまり年上の人は好みじゃないな」という人には向いているかもしれませんね。

料金は、一般で1500円、ジム割1200円、26才以下は1000円、22才以下は700円……という感じで、若くてがっしりしたゲイ受けするタイプの人は比較的安く利用できる印象です。

エッチのポジションも、ロッカーキーによって決まっていて、相手からは一目瞭然になっています。

僕も何度かそこに足を踏み入れ、同年代の子と関係を持ったことがあります。年齢が近いからか、連絡先を交換したり、の家へ泊りに行ったり、と今後に続く出会いは多く見つけられました。

ただ、それ以降会うことはなくなってしまったんですけれどね……。

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【7】まとめ

以上がハッテン場の紹介と僕のそこでの体験談ですが、ここからもわかるように「ハッテン場」から恋愛へ「ハッテン」する確率は決して高いとは言えません。

もちろん、これはあくまで僕も意見に過ぎませんから、ほかの人はもしかしたらそれなりの関係を築けているかもわかりません。

ただ、僕もうちへ遊びに行くような関係に発展したりしたことがありますし、ひとつだけ言えるのは、出会いはどのような形で訪れるのかわからないということですね。

恋愛目的でハッテン場へ行くとなると、ちょっと難しいようにも思いますが、ハッテン場で人を好きになったからといって、諦める理由にはならないと思います。

(空気を読みたくても読めないKY/ライター)

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1991年東京生まれ。23歳の夏にゲイであることに気づき、以来さまざまな活動に参加している。将来の夢はパートナーと共につつましく生活を送ること。趣味はダンス、中国語、読書、ドライブなど。最近は断捨離にハマりすぎた挙句、家の鍵を紛失してしまう。座右の銘は「ケセラセラ」。