「理解ある」と言われても…マイノリティがドキッする一言3つ

LGBTに理解ある社会になりつつある中で、アライと呼ばれる存在も増えてきています。

しかし、セクマイはやはり、何気ない会話でドキッとしてしまうことも多いです。具体的な発言をご紹介します。

 

【1】普段意識が向かないからドキッとする発言も…

LGBTが言われるようになってきたとはいえ、日常生活のなかで、マイノリティであることをオープンにせず生活をしているひとも多いですよね。

また、マジョリティの人も、さほど普段からLGBTを意識せず生活していることが大半でしょう。

そのため、マイノリティの人たちが職場や家庭で何気なく言われた一言に「ドキッ」とする場面はよくありますよね。

そんな「ドキッとする一言」をまとめてみました。

 

【2】理解があるように思っている人も…ありがちな一言3つ

実は、セクマイに対して理解があるつもりでも、セクマイの人がドキッとしてしまう場面というのはあります。

よく言われる言葉の中で、ドキッとしてしまうものを3つご紹介します。

(1)「彼氏・彼女はいないの? 好きなタイプは?」

共通項があまりない人や、最近知り合ったひとたちとの飲み会なんかではよく「恋愛話」が話題としてチョイスされることが多いですよね。ときには職場の飲み会でそんな会話になることも……。

不意に「○○さんは彼氏・彼女はいないの?」と話を振られたとき、恋愛対象が異性ではなかったり、アセクシャルだったり、性的指向がマイノリティの人はカミングアウトをしていない立場であれば「ドキッ」としてしまいます。

こういうときの会話って、「異性が恋愛対象であたりまえ、みんな恋愛していてあたりまえ」という雰囲気がありますしね。

こういった決めつけなくもっと根本の「恋愛観」みたいなものを話し合えて、誰がどんな恋愛をしていても認めあえる社会になるといいですね。

(2)「もしかして○○なの? あなたって○○っぽいね」

普段通り生活をしていても、なにかのきっかけでセクシャルマイノリティであることがわかってしまうこともあります。

例えば同性の恋人と歩いているときに誰かに会ったり、体とは別の性の服装をしているところを見られたり。それ以外にも「女っぽいから、男っぽいから」という理由で「ゲイ・レズビアンなの?」と聞かれることもあります。

筆者はオープンなFtXのセクシャルフルイディティですが、よく「男性になりたいの?」や「レズビアンっぽい」と言われることがあります。ズバリ自分のセクシャルを当てられたときも咄嗟にどう対処していのか分からず「ドキッ」としますが、少しずれた「○○っぽい」は純粋に違うんだけどなあ……となってしまいます。

LGBTQという存在は徐々に認知されてきていますが、想像しているよりも色んなセクシャルの形があることを、もっと知っている人が増えればいいなと思います。「自分はこんなセクシャルです」と言いたい人は伝えることができて、言いたくない人は言わなくてもいいのが一番ですよね。

(3)LGBTに偏見ないから

メディアで話題になったり、芸能人がカミングアウトをすると「私は偏見ないよ!」と言ったりしてくれる人もいます。そういった「マイノリティではないけれどLGBTQの理解者」である人のことを「アライ」と呼びます。

SNSのプロフィールにもアライであることを表明してくれている人が多くなってきて、マジョリティのなかにも理解者がいるということはとても安心感のあることです。

しかし、会話の流れから「LGBTQに偏見ないよ」と言われると、マイノリティは「えっ 本当に?」とドキッとしてしまいます。クローゼットでいたい、というマイノリティもいますが、機会があればオープンにしたいと考えている人もいます。

そんななか、少し距離の近い人がそう言ってくれたら、うれしいと感じるんです。でも世の中にはLGBTQを否定せずとも「オネェの友達が欲しかったんだよね」や「とはいえ異性でもいけるんでしょ?」など、本人には傷つける自覚がなくとも、マイノリティが心無いと感じてしまう言葉を言ってくるひともいます。

これは、セクマイに限らず、ハーフや外国人が「私、外国人との方が気があうし」と言われる経験をよくしている話を聞くに、マイノリティ全体に言えることだと思います。

だから、「この人になら話しても大丈夫なのかな……」と思う反面、「また傷ついたらいやだな」と考えてしまい、カミングアウトの機会を逃してしまうこともあるのです。「セクシャルは人の数だけちがう」ということに理解者が増え、マイノリティの協力者が多くなっていくことは喜ばしいことです。

アライを表明する人が増え、マジョリティもマイノリティもしっかりとした知識を持ちさまざまな生き方を認めあえる社会になれば、安心してマイノリティであること、アライであることを言葉にできるようになるかもしれません。

 

【3】まとめ

当たり前だと思っていた恋愛の話や、理解していると思っていたセクシャルの話など、思ってもいない言葉がマイノリティを「ドキッ」とさせていることがあるかもしれません。

マイノリティ同士でも、お互いのセクシャルを完全に理解しあうことはなかなか難しいことです。

適切な情報を得て「決めつけ」で議論をするのではなく、どんなセクシャルの人でも安心してお互いの話をできるような「やわらかな対話」が今後、大切になってくるのかもしれませんね。

(ハシモトツグミ/ライター)

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