LGBTが感じている「見えざる、聞けざる、言えざる」という世界

巷ではいよいよ「LGBT」の単語が浸透し始めてきた日本。

セクシュアルマイノリティを題材とした映像作品なども増えてきましたよね。

それでも、当事者や理解者が「はい」と声を上げる事はまだまだ憚られる世の中。そんな時代を私達はいかに生きるか……。今回はそんなお話をしていきます。

 

【1】LGBTは「見えざる、聞けざる、言えざる」の世界

「見えざる、聞けざる、言えざる」と題しましたが、LGBTはまさにそれだと思うのです。

そもそも人の性的指向は目に見えないし、踏み入った事柄なので安易に聞けも言えもしない。

しかしそれがLGBTの人々が交友を持つ上での最大の壁であり、世間にLGBTの名が知れ渡った今でもそれは変わっていないのです。

私はSNSではレズビアンである事を堂々と打ち明け、「嫌ならおととい来やがれ!」というスタンスで日々を過ごしております。

実際に私がレズビアンだと知って、静かに見るのを止めた人もいらっしゃるでしょう。

 

【2】そんな世界でどう生きていく?

しかし、レズビアンを打ち明けたことで、それを切っ掛けにお知り合いになれた方がいらっしゃったり、時折メッセージでLGBTだと打ち明けられて相談を受ける事もあります。

LGBTである事を「見せられる」なら、交友を持ったり悩みを相談する事に繋がるのです。

でも、多くの方がそうも行かないのが我々少数派。 偏見が怖い。拒絶される事が怖い。思って当然です。大切な人や家族に打ち明けたら白い眼を向けられた、なんて話も少なくはありません。

私自身もインターネット上では公言していますが、現実では母と随一の友人にしか打ち明けられずにいます。親戚の集まりで結婚の話題になれば、冷や汗を垂れ流しながら引き攣った笑いを浮かべる始末。

だからこそ、私の元へ相談に来て下さる方は口を揃えて言います。「周りに相談出来る人が居ないから」と。 そんな状況を打開する為にはどうすれば良いのか?

それは、LGBTである事を公言出来る、「見える」人が増えれば良い。

悩めるセクシュアルマイノリティの方が、LGBTをカミングアウトしている方の元へ相談したり、仲良くなる。 そして自信をつけたLGBTさんがカミングアウトを出来る様になれば、再びそのルーティンが繰り返されるのです。

 

【3】まとめ

私が今回話したことは、夢物語だと思いますか?

私は本気で信じていますよ。

日本でLGBTの理解が根付く日は、未だ遠いかもしれません。ですが、私たちが一歩ずつ輪を広げていけば、その未来は着実に近付くのではないでしょうか?私はそう想い、願っています。

少数派が居て当たり前の世界に、きっと変えて行けると信じて。

(KEI/ライター)

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