人それぞれなのに…バイセクシャルとして生きてきて辛かった言葉3選

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【3】結婚が幸せの全てではない

「いつか結婚するのでしょう?」という言葉を投げかけられることが多いです。バイセクシャルは確かに、男女どちらも性愛の対象としているので結婚する事もあります。

ですが、バイセクシャルの全てが結婚する訳ではありませんし、結婚が幸せの全てではないと思います。

現に私は結婚していなくても、恋人がいなくてもなんとか生きられているし、他に好きな物があれば、幸せと思える人間なので、この先結婚するかどうか分かりません。

と言うのも、私はバイセクシャルでありますが、それでいてポリアモリー(複数の人と同時にお互いが合意の上で交際する、或いは恋愛するスタイルの事)なので、今後自分がどんな人と出会って交際するかは、全く分からないのです。

よく同性愛者の方で、「異性と結婚する可能性があるからバイは好きじゃない」と言う言葉を聞いたりします。

どんな人がどんな人を嫌っても別に良いのですが、バイセクシャルが全て異性と結婚する訳ではない事、同性同士でも良好な関係を築けるバイセクシャルもいる事を知って欲しいと思います。

 

【4】性に奔放なのはバイセクシャルだけ? 

小説やドラマ等で、バイセクシャルが表現される際に結構高い確率で設定されているのが、「性に奔放でいつでも恋をしている」と設定表現している事があります。

そのため、「バイって性に奔放だったりするよね」というのを、実際にバイセクシャルに言ってしまう人も存在します。

しかし、性に奔放なのは、何もバイセクシャルに限った事ではなく異性愛者にだってバイセクシャルよりも性に奔放で、何より人を傷つける事すらいとわない人もいます。

体の関係について欲求が強いかは、異性愛者も同性愛者もバイセクシャルもそんなに大きく変わる事はありません。

男性も女性も両方好きになると言う点で、確かに性愛に対する視点は他のセクシャリティとは違う部分はあると思います。

それがすぐ「性に奔放である」と言う結論や思い込みに結びついてしまうのは、バイセクシャルとしてはかなり悲しいです。

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【5】まとめ

どのセクシャリティにも言える事ですが、個人それぞれで全く違う面もあれば、少ししか違わない部分があります。

バイセクシャルといっても、様々な人が存在します。全ての人が、「自分とは少しずつ違う存在」です。

どの面で共感し合い、尚且つ違いを理解しながら認め合って生きて行くかは、いろんな方と向き合って行くしか方法は無いと私は思っています。

昨今、LGBTやセクシャルマイノリティの存在、マイノリティであるが故の葛藤や、苦悩が報道やドラマ作品で目にする機会が多くはなりました。

ですが、多様性という言葉で一括りにされやすい現実があるからこそ、もっとお互いの「たくさんの違い」に気付いた上で、認め合っていければもう少しいろんなセクシャリティを真の意味で「理解した」と言えるのではないかと私は思います。

(moonmirror/ライター)

 

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