あの人セクマイかも? と思ったら考えたいこと・気をつけたいこと3選

あの人もしかしてセクマイかも…と思った時の注意点。

私はXジェンダーですが「あの人セクマイかも」と思ったときに考えてもらいたいな〜と思うことが3つあります。

この点について、詳しくお話ししていきます。

 

【1】あなたの周りにも、セクマイは存在するかもしれない

2018年の電通ダイバーシティの調査によると、LGBTに該当する人の人数は8.9%。これは11人に1人という計算で、左利きの人とほぼ同じ割合です。

同調査ではLGBT当事者の50.7%が「あなたは、職場の同僚(上司、部下含む) に LGBT当事者であることをカミングアウトすることに、抵抗がありますか」という質問に「抵抗がある」と回答しています。

自分のまわりにはいないと思っていても、改めて見渡してみると、セクシャルマイノリティらしき人の存在に気付くかもしれません。

授業中に出会った「同性愛に理解がないな」と思う、教師の一言

 

【2】当事者らしき人を見つけたときに…気をつけたいこと3つ

今回はあなたの身近な人が当事者かもしれないと思ったとき、気を付けたいことを3点お話しします。

(1)偏見かもしれない

あの人がセクシャルマイノリティかもしれない。そう思った理由は、どんなところでしょうか。ボーイッシュだから、言葉遣いが変わっているから、ボディタッチが多いから?

今日ではLGBT(QIA+)やセクシャルマイノリティという言葉は、心と体の性が一致している異性愛者=ストレート以外を広く指しています。一言にセクシャルマイノリティと言えど、さまざまなタイプがあります。

さらに個人に目を向けていくと、見た目やしぐさに特徴がある人もいるかもしれません。でも、目立った特徴のない人もいます。ある一定の特徴が、全ての人に当てはまるわけではないのです。

そのため、何か思い当る理由があるからLGBTだ、セクシャルマイノリティだと思うのは、少し短絡的な発想かもしれません。「あの人はもしかして」と思ったことを、自分自身と向き合うきっかけにしてみてください。

(2)そっとしておいてほしい

言わないには言わないなりの理由があります。言う利点がないことも立派な理由の一つです。もし本当にセクシャルマイノリティだとしても、伝える相手・伝える時期・内容の深度など、本人ひとりひとりの裁量によって決めるものです。

「あなたがセクシャルマイノリティだと思ったけど、どう?」という答えあわせは、不要です。何かを思っても思わなくても、今まで通り接することが一番です。

どうしても気になるようでしたら、もしカミングアウトがあったときに備え、当事者の理解に努めてみてください。今日ではセクシャルマイノリティの人の本やブログなどはあちこちにあります。色々な人の発信に触れてみるといいでしょう。

(3)必要な支援は人それぞれ違う

その後カミングアウトがあった場合も、焦ることはありません。もしも何か手を貸したいのなら、本人に尋ねましょう。人それぞれ求めていることは違いますし、場合によっては特に何も求めていないかもしれません。

また、相手はあなたを信頼してカミングアウトしている可能性が高いです。

伝える範囲は本人の手によって決められるものですので、同意なく第三者に伝えるアウティングは絶対にやるべきではありません。堂々と過ごせるように周知させる……などは、全く必要ない行為です。

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【3】まとめ

自分の身近な人がセクシャルマイノリティであったとしても、腫物扱いをする必要はありません。まずは正しい理解をすることから始めてみましょう。

筆者もかつてセクシャルマイノリティについて、デリカシーのない発言をした経験があります。その発言を後悔しているからこそ、今後同じことをしてしまいそうな人には一度立ち止まってほしいと思っています。無為に傷つく人を、着実に減らしていきましょう。

(オーノサエ/ライター)

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